忘れた頃にできあがる、あけびシロップ

ジャムがなくなりました。
何かないかな、と考えたら去年の秋に作ったアケビシロップがあった、と思い至りとりだして、食べてみることに。

作り方はいたって簡単。
あけびを、熱湯消毒した瓶に皮ごと入れて、その上に角砂糖を交互に入れるだけ。
あとは時間が作ってくれます。
とっても簡単。
琥珀色という甘美な表現よりも、どちらかというと土色というような感じですが
自然の色とはこういうものです。

ヨーグルトにかけて食べてみました。
うん、まあまあなおいしさだね。うん、じわーとおいしい、という感じ。
濃厚な味があるわけではなくって、素朴な野性味。
里山のメープルシロップ、と表現しましょう。
時間がつくった熟成された味に仕上がっていました。
どこにでもあるような味だけど、どこにもないような味、です。

本当は、味をみてまあまあだったら、瓶詰めして売り出そうか、とか思っていたけれど却下。
自分で食べちゃおう。