佐渡市の図書館問題はどうなっているのでしょうか?
とある筋によると、佐渡島における図書館問題は「沈静化」しているそうです。
それを聞くと、
「あらそうなの?よかったね~」と私も言いたくなります。
しかし
何をもって「沈静化」しているか、と言われているかが、重要です。
佐渡市の図書館が縮小の方向を変更し、
(司書の数を減らすのではなく)
学校教育や生涯学習に積極的に図書活動を行う方向に変更した
上での「沈静化」であれば、本当に万々歳です。
でも、聞くところによると、
どうも図書館を縮小する方向は、変わっていない(!)ようです。
真野図書館が中央図書館と合併する計画もまだ白紙化されていません。
(事実上、真野図書館は閉鎖されることになります)
1人の司書さんが、複数の学校の図書館をまわって図書館蔵書を管理する
という、かなしい方法を採用するそうです。
司書さんの仕事の重要性を認識されていない処置です。
「沈静化」
それは、市民があまり行政にもの申すことをしなくなった、という意味での
沈静化のようです。
今年6月のハローブックスが終わった後、
佐渡市の図書館の縮小方向での現状を、文章にまとめ、
いくつかの雑誌社に送りました。
この問題は決して、佐渡市だけの問題ではないとも思いますから。
図書館の縮小は、まんま教育活動の縮小であり、
子ども達の未来の道幅を狭める行為です。
先日育児雑誌として60年の歴史を持つ老舗雑誌「母の友」の
編集部の方から電話をいただき、現在佐渡の図書館縮小問題は
どのようになっているか、経緯を聞かせてほしい、と言われました。
自分の舌足らずな面が大いにあったことは否めませんが、
精一杯、答えさせていただきました。
その後のことも含め、これまでの活動の詳細なども聞かれました。
その中で
母の友さんは
「図書館をはじめとする教育の縮小に関する問題は、どこの自治体にもあることだが
佐渡島はことに顕著だと思う」
「重要なのは、そうした行政の判断に対し、お母さん達が声をあげた、という事実」
とおっしゃっていました。
母の友という雑誌の特徴から察するに、編集の方はきっと
子どもが育つ生の現場を沢山見られてきたと思います。
その方が発する言葉には重みがあります。
お話の中で、
「これからもこうしたお母さん達によって、働きかけてほしい」
とも。
(緊張のあまり記憶が定かでないので、メモをたよりにかいていますが)
二度に渡る署名が佐渡市人口の10%という事実にも純粋に驚いていました。
これまで、私たちは
図書館や教育というものが、無意識に存在する
という認識できていたかもしれないが、今回の縮小問題の勃発は
「これからはそうではなくなる」という明確な前触れだと思います。
そこがうまく表現しにくいところですが。
また、次号の内容を
「行政側の方にも読んでほしい」と言われていました。
予告内容は
「特集1 ゆれる図書館
自治体の予算削減で危機にある佐渡島の図書館。
一方、佐賀県にはブックカフェのような図書館が…。
今、図書館の世界でなにが起きているのでしょうか」
おそらく、この佐賀県のブックカフェのような図書館というのは
財政難による図書館民営化で蔦屋書店(佐渡にもあります)が運営しているものの
ことだと思います。
貸出しをするとツタヤポイントがつく、ということで新聞で問題視されていました。
問題の根っこはどちらも同じ…ように思えるのですが、どうでしょう?
次号の母の友、どんな内容か、楽しみです。
(母の友は基本的に定期購読形式の雑誌のようです)
とある筋によると、佐渡島における図書館問題は「沈静化」しているそうです。
それを聞くと、
「あらそうなの?よかったね~」と私も言いたくなります。
しかし
何をもって「沈静化」しているか、と言われているかが、重要です。
佐渡市の図書館が縮小の方向を変更し、
(司書の数を減らすのではなく)
学校教育や生涯学習に積極的に図書活動を行う方向に変更した
上での「沈静化」であれば、本当に万々歳です。
でも、聞くところによると、
どうも図書館を縮小する方向は、変わっていない(!)ようです。
真野図書館が中央図書館と合併する計画もまだ白紙化されていません。
(事実上、真野図書館は閉鎖されることになります)
1人の司書さんが、複数の学校の図書館をまわって図書館蔵書を管理する
という、かなしい方法を採用するそうです。
司書さんの仕事の重要性を認識されていない処置です。
「沈静化」
それは、市民があまり行政にもの申すことをしなくなった、という意味での
沈静化のようです。
今年6月のハローブックスが終わった後、
佐渡市の図書館の縮小方向での現状を、文章にまとめ、
いくつかの雑誌社に送りました。
この問題は決して、佐渡市だけの問題ではないとも思いますから。
図書館の縮小は、まんま教育活動の縮小であり、
子ども達の未来の道幅を狭める行為です。
先日育児雑誌として60年の歴史を持つ老舗雑誌「母の友」の
編集部の方から電話をいただき、現在佐渡の図書館縮小問題は
どのようになっているか、経緯を聞かせてほしい、と言われました。
自分の舌足らずな面が大いにあったことは否めませんが、
精一杯、答えさせていただきました。
その後のことも含め、これまでの活動の詳細なども聞かれました。
その中で
母の友さんは
「図書館をはじめとする教育の縮小に関する問題は、どこの自治体にもあることだが
佐渡島はことに顕著だと思う」
「重要なのは、そうした行政の判断に対し、お母さん達が声をあげた、という事実」
とおっしゃっていました。
母の友という雑誌の特徴から察するに、編集の方はきっと
子どもが育つ生の現場を沢山見られてきたと思います。
その方が発する言葉には重みがあります。
お話の中で、
「これからもこうしたお母さん達によって、働きかけてほしい」
とも。
(緊張のあまり記憶が定かでないので、メモをたよりにかいていますが)
二度に渡る署名が佐渡市人口の10%という事実にも純粋に驚いていました。
これまで、私たちは
図書館や教育というものが、無意識に存在する
という認識できていたかもしれないが、今回の縮小問題の勃発は
「これからはそうではなくなる」という明確な前触れだと思います。
そこがうまく表現しにくいところですが。
また、次号の内容を
「行政側の方にも読んでほしい」と言われていました。
予告内容は
「特集1 ゆれる図書館
自治体の予算削減で危機にある佐渡島の図書館。
一方、佐賀県にはブックカフェのような図書館が…。
今、図書館の世界でなにが起きているのでしょうか」
おそらく、この佐賀県のブックカフェのような図書館というのは
財政難による図書館民営化で蔦屋書店(佐渡にもあります)が運営しているものの
ことだと思います。
貸出しをするとツタヤポイントがつく、ということで新聞で問題視されていました。
問題の根っこはどちらも同じ…ように思えるのですが、どうでしょう?
次号の母の友、どんな内容か、楽しみです。
(母の友は基本的に定期購読形式の雑誌のようです)
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