久しぶりに家族で買出しに行きましたらば、
ホームセンターの混み方、
というよりは、お客さんの買い方に異様なものを感じました。
10キロのお米を次々とカートに積み込んでいたり、
トイレットペーパーやティッシュペーパーをごそっとまとめて購入していたり、
灯油を走って買いに行っていたり・・・
30キロのお米が見事にない!
地震の報道に、とまどい、買占めに走ってしまうその気持ちはわかります。
でも、それは決して、今とるべき行動ではありません。
今、被災地では万単位の人たちが、衣食住共に全くゼロの状態で生きているのです。
その心労は想像を絶するものです。
その方たち全員の、
ゼロの状態からの
生きるに足るだけの食事、
寒さをしのげるだけの衣服、
最低限の睡眠を得られるだけの毛布、
最低でもそれだけの物資がすぐにでも、必要です。
最低限(以上の)の生活を営んでいる私達が、
今、我先にと、(現在の生活に必要以上の)買いしめ行為をすることは、
たとえ、お金と引き換えとしても、
(言い方はきついかもしれませんが)略奪行為に近いものではないでしょうか。
私達は「普段の生活程度」の購入にとどめ、
余剰分を少しでも多く、被災地におくってもらうべきです。
原発の近くに住んでいた福島県の方が新潟県にも多く、避難してきておられます。
ホームセンターなどの大手食料店各店には、物資を送ってくれるよう自治体から通達がきており、
各店舗もそれに答えようと在庫管理を行っています。
今は、わずかでも多くの物資を被災地におくるべきです。
では、具体的に私達はどんな食料を買うべきでしょう。
例えば、カップ麺や缶詰を大量に買うのではなく、
大豆や麩といったや乾物(調理に少々の手間がかかるもの=避難所では使われにくい食材)、
それから、長期保存の効く根菜や、地元の生鮮野菜を中心に購入するとよいと思います。
ティッシュやトイレットペーパーを大量に購入するのではなく、
家の中のいらない布を切ったものを使ったり、あるいは準備します。
過去ブログはコチラ
ミネラルウォーター購入が制限されていますから
水道水に炭を入れて浄化しておく、ということもしておいて損はないでしょう。
家に梅干しや、梅酒などの保存食がある人は、
それらをフル活用してみるとよいと思います。
梅干の種をとって、練りものにしたり、味噌に混ぜたりして、
保存食の本来の意味である、「生きながらえるための食事」として作ってタッパーに入れて
準備しておくとよいと思います。
・・・こんなんですから、まさに今こそ!布おむつに挑戦してみる時でもあるように思います。
なんだか災害記事というよりも、おばあちゃんの知恵っぽくなってきましたが(笑)
でもそうなんですよね。
暮らしの知恵は、決して「料理が好きなお母さんの趣味」的なものではなく、
本来、「生きるための知恵」だったはず。
明日生きながらえるための知恵だったんですよね。
被災者の方は、「苦しい状況の中でなお、通常の暮らしをしようと努力している」と
海外で報道されています。
それこそが、苦しい時にとるべき態度であり、特効薬でもあるのです。
森鴎外ではないですが、
人間、非常時に物資をほしがってしまうと、これでよいと、
足りると感じることはほとんどありません。
恵まれた状況にいる私達が、取り乱していてはいけない。
私たちが落ち着いているか、不安エネルギーをまき散らしているかによって、様々なことが違ってきます。
◆1.今はまだ地震直後であり、だれでもアドレナリンが噴出している時です。
こういう時は何かをしたくてたまらなくなりますが、
まずはその自分自身の感覚に意識を向けてみましょう。
細々意識してみることをトラッキングといいます。
私たちが落ち着いているか、不安エネルギーをまき散らしているかによって、様々なことが違ってきます。
◆2. テレビの視聴には気をつけてください。*特にお子様、感受性の強い老若男女の方々。
身体がだるくなったり、ボーッとしたり、涙が出てきたり、妙な罪悪感が湧いてきたり、
不安状態にある自分に気づいたら、即刻テレビを消すか、必要なニュース速報のみが流れてくる全く違う番組にしてください。
テレビで繰り返し繰り返し流される悲惨な映像は、非常に強い吸引力を持ちます
(とかく最近のメディアは人々の不安をあおるのが特徴です)。
人によっては催眠にかけられたようにテレビの前から動けなくなる人もいるでしょう。
こうした映像に何度も何度も自分をさらすことは、何の役にも立ちません。
***私たちが生きていく為に必要な情報が得られれば、それだけでいいのです!*
~MIKIさんのコメントより拝借しました。とても重要なことだと思うので。~
ホームセンターの混み方、
というよりは、お客さんの買い方に異様なものを感じました。
10キロのお米を次々とカートに積み込んでいたり、
トイレットペーパーやティッシュペーパーをごそっとまとめて購入していたり、
灯油を走って買いに行っていたり・・・
30キロのお米が見事にない!
地震の報道に、とまどい、買占めに走ってしまうその気持ちはわかります。
でも、それは決して、今とるべき行動ではありません。
今、被災地では万単位の人たちが、衣食住共に全くゼロの状態で生きているのです。
その心労は想像を絶するものです。
その方たち全員の、
ゼロの状態からの
生きるに足るだけの食事、
寒さをしのげるだけの衣服、
最低限の睡眠を得られるだけの毛布、
最低でもそれだけの物資がすぐにでも、必要です。
最低限(以上の)の生活を営んでいる私達が、
今、我先にと、(現在の生活に必要以上の)買いしめ行為をすることは、
たとえ、お金と引き換えとしても、
(言い方はきついかもしれませんが)略奪行為に近いものではないでしょうか。
私達は「普段の生活程度」の購入にとどめ、
余剰分を少しでも多く、被災地におくってもらうべきです。
原発の近くに住んでいた福島県の方が新潟県にも多く、避難してきておられます。
ホームセンターなどの大手食料店各店には、物資を送ってくれるよう自治体から通達がきており、
各店舗もそれに答えようと在庫管理を行っています。
今は、わずかでも多くの物資を被災地におくるべきです。
では、具体的に私達はどんな食料を買うべきでしょう。
例えば、カップ麺や缶詰を大量に買うのではなく、
大豆や麩といったや乾物(調理に少々の手間がかかるもの=避難所では使われにくい食材)、
それから、長期保存の効く根菜や、地元の生鮮野菜を中心に購入するとよいと思います。
ティッシュやトイレットペーパーを大量に購入するのではなく、
家の中のいらない布を切ったものを使ったり、あるいは準備します。
過去ブログはコチラ
ミネラルウォーター購入が制限されていますから
水道水に炭を入れて浄化しておく、ということもしておいて損はないでしょう。
家に梅干しや、梅酒などの保存食がある人は、
それらをフル活用してみるとよいと思います。
梅干の種をとって、練りものにしたり、味噌に混ぜたりして、
保存食の本来の意味である、「生きながらえるための食事」として作ってタッパーに入れて
準備しておくとよいと思います。
・・・こんなんですから、まさに今こそ!布おむつに挑戦してみる時でもあるように思います。
なんだか災害記事というよりも、おばあちゃんの知恵っぽくなってきましたが(笑)
でもそうなんですよね。
暮らしの知恵は、決して「料理が好きなお母さんの趣味」的なものではなく、
本来、「生きるための知恵」だったはず。
明日生きながらえるための知恵だったんですよね。
被災者の方は、「苦しい状況の中でなお、通常の暮らしをしようと努力している」と
海外で報道されています。
それこそが、苦しい時にとるべき態度であり、特効薬でもあるのです。
森鴎外ではないですが、
人間、非常時に物資をほしがってしまうと、これでよいと、
足りると感じることはほとんどありません。
恵まれた状況にいる私達が、取り乱していてはいけない。
私たちが落ち着いているか、不安エネルギーをまき散らしているかによって、様々なことが違ってきます。
◆1.今はまだ地震直後であり、だれでもアドレナリンが噴出している時です。
こういう時は何かをしたくてたまらなくなりますが、
まずはその自分自身の感覚に意識を向けてみましょう。
細々意識してみることをトラッキングといいます。
私たちが落ち着いているか、不安エネルギーをまき散らしているかによって、様々なことが違ってきます。
◆2. テレビの視聴には気をつけてください。*特にお子様、感受性の強い老若男女の方々。
身体がだるくなったり、ボーッとしたり、涙が出てきたり、妙な罪悪感が湧いてきたり、
不安状態にある自分に気づいたら、即刻テレビを消すか、必要なニュース速報のみが流れてくる全く違う番組にしてください。
テレビで繰り返し繰り返し流される悲惨な映像は、非常に強い吸引力を持ちます
(とかく最近のメディアは人々の不安をあおるのが特徴です)。
人によっては催眠にかけられたようにテレビの前から動けなくなる人もいるでしょう。
こうした映像に何度も何度も自分をさらすことは、何の役にも立ちません。
***私たちが生きていく為に必要な情報が得られれば、それだけでいいのです!*
~MIKIさんのコメントより拝借しました。とても重要なことだと思うので。~
ブログを好き、と言っていただき、とても嬉しいです。そして安堵しました。
首都圏のほうは、人口も多いから様々な人、情報も多いだけに、そうした状況が見られるのでしょうね。
そんな人ばかりではないのでしょうが、やはり目立ってしまいますよね。
そんな中で、 sandyさんの行動は、私自身も非常に励みになります。
声かけ、コミュニケーションは被災地の人ばかりでなく、報道にふりまわされている人たちにも本当に本当に必要なものだと思います。
計画停電も不便でしょうけれども、それも前向きにとらえてくださっていること、ありがたく思います。
私もここでできることをできたら、と思っています。コメントありがとうございました。
その節はありがとうございました。
私は千葉県在住ですが買占め行動がとても怖く思いました。
しかも、自転車でのマナーがひどい。
家族総出で来て、手分けして、買って行く。
我が家は、もともと、なにかのためにと乾物をストックしているので、今回のようなとき、とても助かっています。
あれから一週間経ちましたが
買い物はまったくしていなくても平気です。
あるものでなんとかなるし。
流通も落ち着いてくれば・・・。
それと、計画停電が実施されていますが
急に停電になるよりも
区域が分けられているので、よかったです。
今は被災地の方が最優先だと思っています。
買占め行動に走らないことが
まず、身近に出来ることだと思います。
また、私のご近所には、高齢で一人暮らしをされている方もいたり、老夫婦で留守をされている方もいます。
とても不安な気持ちになると思います。
自治会のほうに聞いたら、民生委員の人手が足りなくて、地震の後も回れないといっていました。
地震の直後、回覧板を回すついでに
お話を聞いてまわりました。
今は、私にできることをしていこうと思っています。
もちろん、このことは、震災時のときだけでなく、普段から心がけていこうとおもいます。
このブログ、とても好きです。
なかなかコメントできなくてすみませんが
今回の記事も、後押ししてくれたように感じました。どうもありがとうございます。
買占めの映像は、おそらく被災している方々も見ていると思いますから、きっとショックではないかな、と思うんです。
あったかい思いやりこそ、今必要ですよね。
偽善チックでも、今は許されると思うんです。
個人の考え次第で、今はたくさんのことが「動く」「変わる」と思います。
※お米の買占めは、あくまで私個人が一度だけ見たものでして、何十人という人がやっているという裏づけがあるわけではないのを付け加えさせてもらいますね。
東京のほうに住まわれていると不安も大きいかと思います。
どうぞ平常心でいつのも暮らしを保ってくださることをお祈りしています。とても勇気がいることだと思いますが。
佐渡だと冬は船で3日欠航とかいうのは1年に1回くらいはあるので、その時にコンビニや小売店の菓子パン、お弁当の棚はガラガラになります。
1日や2日の搬送ができないくらいでで棚がガラガラになるという流通社会というのも、あるいは問題かもしれませんね。
原発については、本当に。
あらためて書きたいと思いますが、(原発は安心、安全と)信じ込まされているものとそうでないものとのギャップはこんな形でしか埋められなかったのか、と思っています。
買占めにいっている映像を見て、買占めに走りたくなる気持ち、私もやはり人間なのでわかるんですよね。
でもだからこそ!ですよね。
普段からあまり買わない生活、というのは確かにこういう時に活かされますね。
最後の「普段は遠くから届けられたものが並べられているということ」は、中々気づきにくい事実です。今は無理でも、落ち着いたら多くの方があらためて気づいてもらえたら、と強く望んでいます。
それにもっと自発的に、気づける想像力が欲しいですね。
買占めないように、という心があるとないとでは全く違いますよね。
自分ばかり助かりたい、ではない気持ちが
とろろ昆布2袋にとどめてくれたんですよ!
笑いは重要です。
がはは、でなくくすっでもいいから欲しいですよね。それが生きる力になるはずです。
テレビはしばらく見ないのも方法だと思います。
特に避難所では使われにくい食材について…
全く同感です。
私も買いだめには大不賛成です。
水は水道水を1度沸騰させれば充分かと思います。
人間は便利さに慣れっこになってしまいました。
この際 何が大事で何が必要かをじっくり考えてみるのも大切な事と思います。
※スーパーでのお米ごっそり買い占めは知りませんでした。
いつも置いてある物がないというのは、「今あるものを買っておかないとあとで困る!」という心理が動いてしまうんだと思います。
今回の地震で思ったことは、戦後何もない状態を乗り切ってきた日本人なら、今回も乗り切れると思います。
これを機に日本中の原発も考え直されることを切に願いたいです。
うちは普段からあまり買い物に行かれないので日々の生活に必要なものはたいがいあるし無ければ無いなりにするのが普通なので全然実感がありませんが、毎日買い物に行くような方はアセってしまうのでしょうね。テレビで買い占めしているのを見て不安になって買い占めに走っている人もいるのかも。
スーパーの棚にものがないということは、それだけ普段は遠くから届けられたものが並べられているということで、それに気がついてこれからの暮らしも見直してくれる人がいるといいな。
とはいえ、先日とろろ昆布を2袋、塩昆布も2袋、買ってきてしまった私です…。
心の持ち方が大きく問われています。
テレビ、本当に怖いです。
節電のためにも見ないほうがよいですね。
貴重な情報源であることはありますが、
それと同時に、私達を楽しませるものであってほしいです。
震災の後、楽しんではいけない!という気持ちが
皆さんの中にあるのでは?
でも、笑いを忘れては生きていけませんよね。