目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

「わくわくキッチンおやつ100選」の本が届きました~!

2007年10月06日 | イラストのお仕事
オレンジの表紙がカラフルな、おやつのレシピ満載の料理本です。
私は表紙を担当させていただきました。

実はこの本、私の手元に届くまでに1年の歳月が流れています。
1刷分があっという間になくなり、2刷を待ってようやく私の元に
届いた、というエピソード付です。


100個のお菓子のレシピの材料、道具を可能な限り表紙に描いて欲しいという
希望があり、りんごや洋ナシといったスタンダードなおやつ材料のほかに、
大根やネギといったおやつらしからぬイラストも、もりもり描きました。

レシピの中にはクッキーやドーナツといったスタンダードなものから、
キウイシャーベットとか、青シソ羊羹といった素朴なもの、
くず餅、桜餅など行事を大切にしたものなど様々です。

この本を監修した方は、NPO法人「LET食の絆」という法人を立ち上げた栄養士さん。「栄養士の資格を持っている人が、食べ物を作っている人との接点が薄いこと」
を危惧し、精力的に活動をされている方です。

栄養士と農家の人が接点が薄い・・・。

確かにそういわれてみればそうだ。
いやいや、そもそも接点なんてあるもんじゃない、と勝手に思い込んでいましたが、どちらも「食べ物」を扱う職業だねえ、とその時はじめて気がつきました。(それも危険か?)
それくらい接点が見つけにくいものになっていたんですね。

この本によると
おやつとは、カロリー的に1日160キロカロリー程度が適当らしく、
ここに掲載されているおやつの全てが、1人分160以下のカロリーにおさまる分量、材料で選ばれていて、「おお!これこそ栄養士の仕事」という感じがしました(笑)


お店で売られているような料理本のようにカラフルなつくりではないのですが、
材料がもつ栄養素や、それぞれの材料がどのようにして日本に伝わってきたか、
といった歴史や知識、道具や栄養素のさらに詳しい解説などが書いてあって、
監修した方の食べ物、おやつに対しての真剣さ、真摯さがうかがえます。

それぞれのおやつのアレルギー表示があるとこも、アレルギーを持っている
自分としては「いいなあ」と思えます。

総合学習なんかの教材としてもいいかもしれませんね。






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2 コメント

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面白そうだなぁ。 (emyu)
2007-10-10 19:20:54
気になる!どこで手に入りますか?この本。
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Unknown (emyuさんへ)
2007-10-11 14:31:37
じ、実は私も知らないんです(笑)
それが1年たっても手に入れられなかった理由のひとつですが、おそらくこのNPOれっつ食の絆で手に入ると思うのだけれど、聞いてみるね。ちょっと待っててね。私も知りたいし。
でも2冊もらったし、1冊渡そうか。
返信する

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