![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/06/9c4dfb968ec9a701bd94203c7926b847.jpg)
薪能を見に行きました。
夜の7時半からの少し遅めの演目だったので、
3枚着こんで、さらにひざかけを持っていってのフル防寒での観能です。
薪能は、現代的にいえば野外ステージでの公演。
神社に隣接して建てられている能舞台を舞台で、土の上が客席です。
1人500円という格安なお値段で見ることができるのも、佐渡ならでは。
能の家元も地元の人も、この舞台で練習し、この舞台で公演してきた歴史ある能舞台です。
今回の演目「巻絹」ははじめて見ましたが、体がふるえるような感動を覚えてしまいました。
「何がいいと言葉にすることはできず、誤解をおそれずに言うなら
言葉にする意味もなさないような感じ」。そんな感動でした。
理由もわからずある舞いを見て身震いがし、ある舞いを見たらドキドキしてしまいました。
最後には涙がでそうになってしまった。
「こんな表現が室町時代にできていた、嘘でしょ?」そうも思いました。
言っている言葉も何を演じているのかも、全く知らずに見たのですが、
そういう理屈を全部超えたものがあったように思います。
優れた芸術が国も言葉も、時代さえも超える、というのは本当でした。
見られたのは幸運でした。
「能は見る側がある程度勉強しなくてはならない」ととある本には書いてありましたが
それは違う、とはっきりわかりました。
見る側に「魅る」気持ちさえあれば、おそらく能はこの上なく官能的な芸術でしょう。
創作活動につまったら能を見るのはとてもいいかもしれない。
願わくば、もっと周りが静かだといいですね。
能の上演中のおしゃべりはひかえめに。
夜の7時半からの少し遅めの演目だったので、
3枚着こんで、さらにひざかけを持っていってのフル防寒での観能です。
薪能は、現代的にいえば野外ステージでの公演。
神社に隣接して建てられている能舞台を舞台で、土の上が客席です。
1人500円という格安なお値段で見ることができるのも、佐渡ならでは。
能の家元も地元の人も、この舞台で練習し、この舞台で公演してきた歴史ある能舞台です。
今回の演目「巻絹」ははじめて見ましたが、体がふるえるような感動を覚えてしまいました。
「何がいいと言葉にすることはできず、誤解をおそれずに言うなら
言葉にする意味もなさないような感じ」。そんな感動でした。
理由もわからずある舞いを見て身震いがし、ある舞いを見たらドキドキしてしまいました。
最後には涙がでそうになってしまった。
「こんな表現が室町時代にできていた、嘘でしょ?」そうも思いました。
言っている言葉も何を演じているのかも、全く知らずに見たのですが、
そういう理屈を全部超えたものがあったように思います。
優れた芸術が国も言葉も、時代さえも超える、というのは本当でした。
見られたのは幸運でした。
「能は見る側がある程度勉強しなくてはならない」ととある本には書いてありましたが
それは違う、とはっきりわかりました。
見る側に「魅る」気持ちさえあれば、おそらく能はこの上なく官能的な芸術でしょう。
創作活動につまったら能を見るのはとてもいいかもしれない。
願わくば、もっと周りが静かだといいですね。
能の上演中のおしゃべりはひかえめに。
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