８月３０日、戦争法案反対スタンディング

８月３０日、国会前で12万人規模の人
(主催者発表１２万人、周辺に集まった人３５万人、ネットニュースでは３,３万人）が集まったそうです。
リアルタイムで見たその写真は圧巻でした。
これほどの規模の人数が集まったのは過去最高、と新聞が報道していました。

国会に行くことはできなかったけれども、
同じ時間に、スタンディングを行っていました。
ちょうど大雨にあたりましたが、カッパきて、道行くドライバーにささやかに
戦争法案反対の意思表示をしました。



一緒にスタンディングする人の中には、
だんなさんの介護をしてらっしゃるかたもいて
「今日この日は、どうしてもやらなくちゃいけないと思ったの」と言って、
介護に疲れた体にむち打って
道路の白線ギリギリまで身をのりだして、カードを両手で高々と持っていらした。


主催者さんが用意してくれたマイクで、皆交代でリレートーク。
謙遜する参加者の方々に対し、
「どーせ誰も聞いていないんだから」と
笑って、うながしていました。声が震えました。


ぐっしょりでした。




午後からは、９条の会が催す集会に行きました。
会場は満員でした。
講演の最後に「２児の母」として挨拶することになっていたので、
ぐっしょりの服から頭をふきふき、リクルートスーツに着替えました。

会の主催者の方からは
「平和について、２人のお母さんとして、５分程度」というご要望でした。

平和をテーマに、５分程度、
平和をテーマに、５分程度、
平和をテーマに、５分程度！

世界で、もっとも難題な、課題じゃないですか？！


とにかく緊張の嵐でした。





途中で、拍手をいただけて、ほっとしました。
（でもどの部分で拍手をいただけたのか、覚えていません）

終わった後、猛烈な腹痛と吐き気がきました。
極度な緊張によるものです。もともと体質的に緊張に弱いのです。
（誰も信じてくれませんが）
耐えていた部分が、終わったことで、ばっと吹き出した感じでした。


この痛みと引き換えに、聞いた人の
「平和の大切さ」（なんて陳腐なフレーズ！）のグラフが、
わずかでも増幅したなら、すごく幸せかも、
と思いながら、うんうんうなっておりました。

なので、その後のパレードには参加できませんでした。
すみません。

戦争法案は反対なのです。

誰かが誰かを無秩序に殺すなんて、
なんてナンセンスで、
なんて前時代的な行為なんだろう、と思います。
「闘う」なら、もっと高度で知的な方法でやってほしいものです。

自衛隊の人は、直接戦闘に関わらなくても
極度なストレスによる自殺者が増加するそうですが、
それって「自殺する」ではなくて「自殺させられる」ようなものですよね。


戦争に使われる軍事費は、バカならないお金がかかります。
何を削られるか、火を見るよりも明らかです。
増税につぐ増税が行われていくでしょう。
医療費は削られ自己負担金が増え、
年金だってどんどん後延ばしになっていくでしょう。

あきらめるもんか、と思います。
考えることをやめるもんか、と思います。
マシーン人間になってやるもんか、と思います。



中途半端な終わり方でしたが、そんな３０日でした。