目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

佐渡のお味噌シリーズ・その4 「集落みそ」

2006年09月14日 | 佐渡だいすきネタ
「こ、これが本当のみそ汁か…」
気分はすっかり美味しんぼ。
究極のみそ汁を飲んでいる感じです。

集落の人からいただいたお味噌、これが「うまい」!!!

麹がたくさん残っていて、見た目はおいしくなさそう。
ところがどっこい、なんだこれは!というくらいにおいしい。
旨味だけを10倍 濃縮した感じ?
だしもいらないくらいの美味しさです。


「こんなうまい、味噌はそうない。作り方を教えてください」

 聞いてみると

「別に。ばあちゃんがやっとるもんだ。作り方はよう知らん」
と素っ気無いのですが、

よくよく聞いてみると…

「コウジは売っとるのより、倍以上いれとる」(当たり前そうに)
「コウジは、ウチの稲をコウジ屋に持っていって作ってもらったもん」
「2年以上はたっとる」と。

麹が通常よりもたっくさん入っていて、
大豆も麹も、同じ畑の同じ土でとれたもので
さらに2年も熟成させている、と。

きっと、他にもいろんな「おいしい」要素があるはず。

ご本人には当たり前すぎるほど当たり前なことが
実はおっきい、味の決め手だったりするんですよね。

しみじみおいしいものは大抵
その土地でできたものを、その土地で食べるときに感じます。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿