画像だけを見ると、まるで熱帯雨林の伐採シーン!?
と思いきや、さにあらず。
ここは、朱鷺の野生復帰の放鳥予定になっている棚田の連なっている
山でございます。
ここで切った木を(もちろん山を元気にするための伐採ですよ)
冬の薪ストーブ用にといただきに参りました。
車で傾斜をガタゴト20分
車で降りてからは、徒歩で20分近く歩いてようやくたどり着く
その場所は、すでに伐採した木がごろごろしています。
しかも、ナラやサクラなど薪としては最高の優良児達ばかり。
まさに宝の山!
しかし、こちらを管理している方にとっては、持っていってほしいお荷物でも
あるのです。
不思議な縁で、今回この薪をいただけることになりました。
薪にするまでの、チェーンソーや薪割り機などの重機を使う重労働は
もちろん私達も一緒にやらせてもらいました。
なかなかの重労働ですが慣れたもんです。
もう生活の延長線上です。
これが間接的にでも山を元気にさせているなら余計に嬉しい。
「ボランティア」しなくても、同様の効果を期待できる「原生活」は
こんなところが気楽です。
朱鷺の野生復帰はもうすぐですが、そこにいたる経緯は本当に大変そうだ
と話を聞くと感じます。
たった一人でこの荒れた棚田を復元する仕事をしているその方は
「すごい」と思います。
「100回のシンポよりも1回の現場のほうが、ずっと効果的なのに」
一言が重いですね。
軽トラを貸していただいた方への返礼は、薪1束でした。
こんな軽い返礼でかしてくれてありがとう!
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