「日本と原発」上映会が佐渡でも行われます！

「日本と原発」がついに！佐渡でも上映されます。
この上映会が行われることを知った時は、
すごくありがたかったです。

新潟では３月１１日を前に、新潟県内で柏崎刈羽原発再稼働を認めないための
動きを、少しでも盛り上げるために多くの団体が上映会やイベントを開催
する予定だと聞きました。


そんな中で「佐渡でも上映会をしませんか？」と誘われていたのですが、
家族中の風邪につぐ風邪で、体が動かなかったのです。

そんな中での上映会開催予告。
とてもありがたかったです。


柏崎刈羽原発再稼働の動きは、正直信じられません。
１０００カ所以上に渡る柏崎刈羽原発内の原発の傷は、修復されていません。
地震が起こる可能性がある活断層の存在は、科学者の献身的な努力によって
（「柏崎刈羽原発の閉鎖を求める科学者・技術者の会」※東京に本部があります）
ほぼ証明され、
これまで存在を否定し続けていた東電側も、認めざるを得ない状況です。

（そもそも活断層が存在しなくても、M５クラスの地震が起こる可能性を、日本は
多分に秘めています。
ちなみに柏崎刈羽原発は地震によって被災をした世界ではじめての原発です）

さらに、もし福島レベルの事故がおこったらどう対応するかというガイドブックは
シンジラレナイお粗末さで、
佐渡や粟島も避難場所に指定されているんですよ（笑）

いやいや事故が起これば、佐渡人だって避難しなくちゃいけないし、
フェリー使っている２時間半の間中、ずっと被ばくし続けないといけないし。
それってどうなの？

って笑いながら突っ込まなくてはいけない内容です。

そもそも福島レベルの事故がおきたら
「数時間で県外に逃げる」って神業ではないですか？
できないですよ、絶対に。
何ヶ月になるかわからない避難、準備するだけで数時間です。
そして、一番の問題。
どこに逃げるの？


これについては新潟県知事も「事実上不可能」とは明言していますが、
東電はお構いなしに、「いやいやそれでも再稼働ですよ」と言い続けているんでよね。


すでに、日本中の原発は1基も稼働しなくても、あの暑い夏を２回も越え、
それゆえの大幅な停電や、電力がないための経済低調という話はなかったのです。

これは本当にすごいことで、あのドイツをしのいでいます。
（ドイツは民意は原発は無しと決定しましたが、減原発している途中で
実質的にはまだ原発は稼働しています）

原発は動いていないのです、今この瞬間も！

原発がなくても、日本経済はやっていけるということは
事実用立証されているのです。
（実際のところ、福島の事故が起こる前から電力があまり気味であることは
経済新聞が報じていました。
その新聞記事を大切にもっている私…）


それは間違いなく日本国民の民意です！
それに日本人は、もっと自信を持っていいと思います。
たとえメディアがそのことを報じなくても。


もしも脱原発への民意が、ここまで大きいものでなかったら、
（国民アンケートでは原発は不必要という意向が今も過半数を優に越えています。）
２０１３年の夏に柏崎刈羽原発はすでに稼働していただろうし、
福井の一度稼働した原発も稼働を続けていたでしょうしね。


その事実（世論）が色濃くなる前に、３度目の夏が来る前に、
１基でも稼働させたい
というのが、政府と電力会社の本音ではないでしょうか。

川内原発再稼働（九州）への、あまりにも
性急な再稼働への動きは、経済云々というよりも、
焦りゆえのものに見えてどこか滑稽です。


原発はいらないっていう民意を、何度でも送り続けたい。
伝え続けたい。

このドキュメンタリー映画は、それを伝えるために
弁護士が自らフィルムをまわし、監督となって、映画を撮ったものです。

あきらめない、
決してあきらめない。

だけど、それだけじゃみんなに伝わらない。

だからフィルムをまわした、と。

２月２２日（日）
佐渡中央会館集会室にて上映されます。
（チラシを佐和田図書室でもらいました）
１回目上映が１５：００から
２回目上映が１８：００から
入場料金は５００円です。


時間を見つけて出かけようと思っています。
２回上映でありがたいです～。




現在、佐渡でも年始から、署名活動を続けています。
佐渡市長は再稼働に対し否定的ですが、議会は稼働方向意向が多数なのだそうです。
柏崎刈羽原発が事故をおこしたら、たった５０キロしか離れていない佐渡は
間違いなく被ばく島になってしまいます。

これまで自然環境に恵まれたゆえの観光アピールを進めている佐渡には
いいところが全くない島になってしまいます。

私なりに必死です。
佐渡市民なりに。

なので署名を集めています。

行きつけの病院へ出向き、署名用紙を置かせてもらうようお願いしたりしました。
了解してくれた時の看護婦さんのお顔が天使に見えました。


無駄でしょ？

いえ、無駄ではないです。

そう繰り返し、自問自答しながら、やっています。