思えばハードスケジュールこの上ないプログラムでした。
後半はもう参加者皆バテバテ。
彼らがこの「どうしようもない疲れ」の中から
何を感じて「おもしろい」と思うのか、興味津々なところです。
そんな中で常に笑顔を忘れずに、腰入れて働いてくれたのが
ミャンマーからきたチュザー。
国からの奨学金で、4年間日本の大学で国際交流の勉強をしている彼女は
とにかくがんばりもの。
「漢字を書かずに寝た日はない」 . . . 本文を読む
朝の5時、眠い目をこすりながら援農参加者をおくりだした後
空があんまりにもきれいなんで、しばらく見上げ続けてしまいました。
ふさわしい言葉をさがしたけれど
どうにもうまく見つからない。
写真というのはこんな時便利だなと思いました。
自分の感動の何分の一くらいしか伝えらないけれど、文章力を持たない私には
ありがたいものです。
レイチェルカーソンの言葉を思い出しました。
「もしも、この美しい . . . 本文を読む
連日、宿泊のお客さんがくるため
なかなか買い物をするために山の下に下りることができません。
毎日の食生活に必要な卵と牛乳も底をつきてしまったため
牛乳のかわりに麦茶を、
卵のかわりにジャガイモを食べています。
ここが、田舎生活が故の考え方ですが
「卵と牛乳さえ自給できれば、山の下に下りてお店で買わなくても
ある程度の食生活&自給生活をおくれるね!」
と私。
卵と牛乳のためだけに6.5キロの坂道 . . . 本文を読む
同じ集落の人が、材木屋さんから木のくずを軽トラ山盛り一杯に
もらってきました。
「製材所で、おがくずとかもらってくるけれどいる?」と聞かれ
「いります」と即答。
「どれくらいいる?」
「そりゃあもうあればあるだけ」
とは言ったけれど、ここまでとは(笑)
「いくらでももってっていいから。袋はそっちにあるの使ってもらえる?」
といわれ相棒と一緒に、米袋の中にシャベルを使って詰め替えしました。
材木 . . . 本文を読む
ようやく終わったナイスのキャンプ。
だけど、次なるお仕事はどこどこやってきます。
そのお仕事のほとんどは「お金にならない」ものばかりですが(笑)
だけど、お金にならないことに限って、ものすごーく大切なことのように
思えるものが多くあるように思います。
できる限り、お金を稼ぐことは最小限にして
「お金にならない(なればそれにこしたことはありませんが)お仕事」に
専念したいものだと思っています。
. . . 本文を読む
我が家は民泊のようなこともやっています。
そんなに多くの人を泊めているわけではありませんが
どういうわけか海外の人の割合が少なくありません。
日本人も海外の人にも普通に接していますが
そんな中で気づいたこと、それは
「海外の人はよくモノを借りる」ということです。
例えばポーランドの方は、お風呂用具一式かしてくれって言ってきました。
バスタオルやフェイスタオルも全部。
最初はちょっとびっ . . . 本文を読む
や~っと終わりました、エスライフ!!
エスライフの編集作業と、ナイスの援農プログラムが同時進行の
めちゃくちゃハードな8月前半でした。
朝の4時に起きて(援農プログラムの方)
午前の1時に眠る(エスライフの方)という生活を繰り返しておりました。
普段が10時間近く眠る猫のような生活をしている私にとっては
睡眠時間3時間は本当にきつかった。
だけど、朝焼けの中の雲がすごくきれいだった、とか
よか . . . 本文を読む
援農プログラムのナイスのメンバーは毎日5時起きで
集落中の方々の農作業を手伝ってくれます。ありがとう。
さて、そのナイスから郵送された通信で
今年の5月27日におきたインドネシア・ジャワ島の地震で
被災した子どもたちにノートとペンを贈ろうという
呼びかけがありました。
普段ならば
「そんなノートだけおくたって~」とか
「そんなの先進国の偽善かも~」とか思っていたのですが
ノートの一枚目にメッ . . . 本文を読む
新しい何かをやることだけがエコの方法だとは言い切れないと思います。
例えば、これ。
宴会のためのオードブルを仕出し屋さんに頼むときに
「プラスチック容器でなくって、陶器のお皿にいれてきてもらえますか」
と言ってみました。
まったくノープログレム。
雰囲気のある木の箱に入れて、もってきてくれました。
あんまりにも時代を感じたので、思わずとってしまいました。
自分の両手を広げたくらいの大きさに、人 . . . 本文を読む
この集落の援農にきてくれた6人の若者は
国際色豊かで、
スペイン・ミャンマー・中国・そして日本の国籍をもつ若者達。
そろいもそろって日本語が堪能なので意思疎通にはほとんど困っていません。
そんな彼らに共通していることは
全てに対して「とても積極的」なこと。
共同生活に慣れているせいか、
食事の後驚くほどきれいにキッチンを片付けてくれるし、
年齢が50歳は離れている人たちに対しても、笑顔で話しか . . . 本文を読む