日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

受容の姿勢

2008-09-04 | 他人のフリ見て我が身を正す
某企業での1コマです。
上司と部下がなにやら話をしています。
恐らく部下が何か大きなミスをしてしまったようで
上司に向かって何度も頭を下げています。

部下・・・「すみませんでした。」
上司・・・「何に対してスミマセンなんだ?」
部下・・・「・・・。」

一瞬ハッとさせられました。
いつも私がスタッフに向かって話している言葉です。
その上司の方の言葉が凄く冷たく、排斥されたように感じたのです。
自分もいつもこんな事をしているのだろうか…。
スタッフには申し訳ないことをしてしまっています。

こんな時どうすれば部下の方の「スミマセン」の気持ちを
最大限に生かして上げられるのでしょうか。

きっとこんなやり取りなら大丈夫でしょう。
部下・・・「すみませんでした。」
上司・・・「大変だったねぇ。対処は上手くいったのかい?
      ところでスミマセンの対象は何に対してだろうね?」
部下・・・「本当に申し訳ありませんでした。
      対処は直ぐに実施してお客様にはご納得をいただきました。
      本当に自分の不注意によりお客様に
      大きなご迷惑をかけるところでした。」
上司・・・「上手く対処できたようだね。でも、不注意だと感じた部分を
      洗いなおす必要があるね。」
部下・・・「はい、一時にお客様が多数いらっしゃった・・・・」

なんていう風に上手く話が続いていくのではないでしょうか。
大切なのはミスをした人を受け入れてあげる姿勢を示す事
そして、一緒になって原因を探す姿勢を見せる事です。
間違ってもイヤミとお小言、詰問の嵐にだけはしたくないものです。
コメント
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