日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

割り切るということ

2020-02-19 | 良い税理士・悪い税理士
今日は金沢商工会議所で無料税務相談に立ちます。
税理士は、確定申告の時期、税務相談に立たなければならないそうです。
ただし、病気の税理士や高齢の税理士で税務相談に立てない宣言をした方は
その任に就かなくて良いとされています。

私にしてみれば
顧問先も少なく
やることもなく
事務所に座って閑古鳥を飼っているくらいなら
この税務相談に毎日立たせてあげれば良い税理士はたくさんいると思っています。
(薄謝いただけますがまともな報酬にはなり得ない程の雀の涙)

なにもわざわざ私のような人間にその任に当たらせる必要がないほど
多くの税理士が実は無料相談に立ちたがっている事実もあります。

前置きが長くなりましたが
私には疑問があります。
私は、電子申告による税務代理が出来ません。
必ず出せと言われた申込書にも明確に「電子申告の対応できません」と明記して申込書をFAXしてあります。
それでも、電子申告が必須の筈の金沢商工会議所の無料税務相談会に派遣されます。
私が電子申告できないことを知っていながら私を派遣する訳ですから
当然に私は電子申告する気はサラサラありません。
口頭の税務相談のみに対応します。

私の「電子申告対応できません」の意思表明を見逃している可能性もあるので
先週末再度「電子申告できません」の回答済みFAXを税理士会にし直ししてありますが、それでも無反応なので今日は手ぶらで金沢商工会議所へ向かえば良いと理解しています。

私が電子申告できない理由は
① 税務署へ今日の無料相談会とは別途行って自分個人のPCを電子申告できるように設定して来なければならない
② ①が出来ない場合、税理士会から送られてくる大量のマニュアルを解読して、自分のPCを電子申告できるように設定しなければならない
③ たった3時間の税務支援の薄謝の中で①、②のプラスの作業は時間的ロスでしかない
④ 自身の事務所で使っている電子申告と違うシステムをわざわざたった3時間のために勉強する時間がない
という理由によります。

間違った税理士の社会的正義のために税理士の時間を略奪する悪しき制度
こんな制度を昔ながらの管理の中で惰性的に引き受ける行為
そろそろ仕組み自体を変えるべきでは?と思っています。

何も考えずに惰性の中で特権意識だけで生きる業界なんて
ある日突然の法律やルール変更によって露と消される危機感を持ち合わせたいものです。

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