日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

お伺い立てることの愚行

2007-06-20 | 危機管理
参議院選挙が目前に迫ってきました。
ここへ来て、選挙を意識した発言や国会運営が目立ってきました。
昨日出された骨太の方針も各新聞からは
骨抜きだとか選挙を意識したなどの批評が下されています。
これによる選挙結果は、終わってみないと分かりません。

企業経営においても同様のことが言えます。
従業員を思い通りに動かそうと思って
従業員の意見(わがまま?)を聞きすぎて動けなくなり
逆に従業員から総スカンを喰う
このような姿はあちこちの企業に散見されます。

人が動く動機を知れば
周囲にお伺いを立てるなどと言った愚行はやらないはずです。
人は強力なリーダシップで動くのです。
人気取りをするから人気が無くなるという事を知らなければ
更に人の気持ちは離れて行ってしまいます。

お伺いを立てる前に自分の意見を言い切るという潔さが欲しいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

信頼される事の喜び

2007-06-19 | 自己啓発
つい先ほど伯母と電話で話をしました。
昨年申告した亡伯父の相続税の調査があったからです。
約一月の調査に目処がつき電話をしたら
たまたまその伯母が電話に出たのでした。

もう80歳になる伯母は電話口で
「心配で心配で、どうなる事かと心配していた」と語っていた。

そんな伯母が春先の能登地震の見舞いも兼ね
先日、私の実家へ行ってきたのだという。
その時に、私の母に今回の税務調査の件を話ししたとのことでした。

すると伯母の心配に対し、私の母は
「大丈夫!心配要らないよ!敏秀(私です)がチャンとやるから!」と言ってくれたという事でした。
伯母は、その一言を聞いて安堵したのだと言っていました。

私の母が何を言おうと実は根拠など無かったはずです。
しかし、母が息子を信頼し
その信頼で伯母にも勇気を分け与えてくれていたのだと思います。

ここの所、仕事に感けて電話すら、する機会を失っている私に
信頼を寄せてくれている・・・。
有りがたい事です。


人伝で聞いた母親の一言に
私が仕事を通して一人でも多くの方のお役に立てるよう精進する決心を
再度させてもらった気持ちです。


そう、私を生み育ててくれた両親の為にも・・・。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本当の正義とは

2007-06-18 | 良い税理士・悪い税理士
見方によっては、ひょっとしたら私の方が間違っているかもしれません。
しかし、私は間違っているとは思いません。
なぜなら、それが『人』としての判断だと思うからです。

事の発端は税務調査です。
関連会社間の土地取引が寄付行為に当たるのではないかと・・・。

難しい議論の話をしています。
しかし、納税者に悪意は無く、かつ、真摯に経営を実施されています。
寄付行為と認定される位ならこのような土地取引きはしなかった!
だから、今期で修正させて欲しいと・・・。

納税者側から見ると明らかな取引の誤り
寄付行為と認定される位なら
グループ内での取引話は元々ありません。

それを無知で行った取引について承服できないと当局は言います。
本当にそうでしょうか?
間違いを間違いとして諭し、正しいものへ導くことも
行政当局の本来の姿なのではないでしょうか?

行政の正義と一般的な正義には違いがあるのか疑問の残る一件でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

給料の源泉

2007-06-17 | 経営改善
給料は誰から貰うのか?
言い古されている言葉かもしれません。
しかし、未だにその答えを見出せない企業や従業員は多いのかもしれません。

会社はお客様から売り上げというお金を頂きます。
お客様の満足感が高ければ高いほどたくさんのお金を頂くことができます。
そしてまたリピーターとなって商品やサービスを購入していただけます。
逆に、良いと思われなかったら
二度と商品を購入してもらうことはなくなってしまいます。

では、従業員はどうでしょうか?
給料を貰うのは会社(社長)であり、お客様から直接貰うことはありません。
したがって、お客様へのサービスはそっちのけで
社長の顔色ばかり見ていたりします。

しかし、従業員が勘違いしてはいけないのが
給料を直接貰うのは社長からではあるものの
間接的では有るものの、本当の給料の源泉はお客様にあるということです。
したがって、社長の方針を具現化することによって
より多くの売上を上げ、そして自分の給料に反映させるということです。
時には社長を超えてお客様本位に動かなければならないのです。
これを十分に認識していないと会社の売り上げは上がらないことになり
結果として、給料に反映されることはなくなってしまいます。

売上を上げることが難しい時代になりました。
結果として、給料にも企業間格差が出てきています。
先ずは、お客様本位の体制にしたいものです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あなたは誰?

2007-06-16 | 自己啓発
チョッと難しい話をしたいと思います。

あなたは誰ですか?
こんなことを弊社スタッフに年に何度も問いかけます。

①アドバイザーですか?
②アシスタントですか?
③セールスマンですか?

①のアドバイザーは、助言する人であり指導する人です。
助言したとおりに行動し、上手く行けば感謝され
「どうぞお金を受け取ってください」と言ってもらえる人です。

②のアシスタントは、まさに手足。
言われたとおりにやらなければ叱られる人です。
ましてや失敗したらお金さえもらえない可能性もあります。

③のセールスマンは、買ってもらうために頭を下げ
時には罵倒され、訪問することさえ嫌がられるときがあります。

あなたの仕事の仕方は
アドバイザー?
それともアシスタント?
それともセールスマン?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

言い訳

2007-06-15 | 他人のフリ見て我が身を正す
言い訳は何故するのでしょうか?

叱られるから?
納得できないから?
もう少し時間があれば出来るから?
自分をもっと良く見せたいから?

いずれにしてもそこには自分しかありません。
自分の事しか考えていないのです。
他人の事など知ったこっちゃ無い!
そんな意識が見え隠れします。

何か事故があったときに
直ぐに言い訳をする人がいます。
決して見良いものではありません
いや、逆に潔くない!
みっともない!
無責任!
などと思われています。

しかし、それを感じることが出来ない。
理由は、そこには自分の立場しかないから・・・

信用は作るのに何十年という時間を要します。
しかし、それを壊すのには、たった一つの言動で十分です。

言い訳ばかりしていると人としての成長が止まってしまいます。
素直に起こっていることを受け入れ
分析し、反省し
そして誠意を尽くして対処するということをしたいものです。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

究極のモチベーション低下策(?)

2007-06-15 | 危機管理
どの会社もモチベーションを上げるために色々な方法を試してみています。
これは、モチベーションアップが
企業活動にとって大切であるという事を認識しているからです。
しかし、これに逆行している会社があります。

究極のモチベーション低下策は
①社長が会社のお金を持ち出す。
②従業員から見て、社長が何をしているのか分からない
③社長が従業員をバカにする
④社長がすべてに渡り「自分のことはさて置いて・・。」的言動をする

どうでしょうか?
すべてキーワードは「社長」です。

社長は従業員の手本でなければなりません。
しかし、その社長が自分だけ良ければという対応をしていると
従業員は働こうなどという気を起こせるものでは有りません。

社長こそ会社のモチベーションの基であることを理解したいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

目的を理解させる

2007-06-14 | 経営改善
経営改善が進まない原因に
「なぜ、その行動をするのかという理由」の理解不足、伝達不足があります。

人は、生来楽をしようという風に出来ています。
これは他の動物も同じことのようです。
「これをしなさい!」と言われ
その通り動くことは意外にた易いものです。

しかし、なぜその行動をしなければいけないかを理解し動こうとすると
普段からの思考ストップが大きな悪影響を与えます。

実際に、管理職者に「この目標を管理しなさい」というと
意識の薄い管理者は数字の集計で終わってしまい
目標の達成は二の次にしてしまいます。
管理は、あくまでも目標を達成させることがその仕事であるにもかかわらず…。

目的を理解させるには言葉のキャッチボールが必要です。
意識の低い人はこちらのボールを受け止めようとはしません。
先ずは、キャッチボールをしようとしているのだということから
理解させなければならないのかもしれません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

素敵な一言

2007-06-13 | 素敵な企業・素敵なスタッフ
先ほどのり*しおさんとお会いしました。
私が大好きな女性社長さんの一人です。
私は、頑張る社長さんが大好きです!

のり*しおさんの作るお塩は天下一品!
皆さんに食べていただきたい、
本当に甘みのある『おいしいお塩』を作っておられます。

のり*しおさんは、お父様の事業を引き継ぎ
その細腕で会社を切り盛りされています。

ひっきりなしに来る注文の電話対応と
営業の為に日本全国飛び回り
生産の確認をするために能登の最北端まで足を運び
家に帰れば、良き妻であり良き母であり
まさにスーパーウーマンと言える方です。

そんなのり*しおさんが口癖のように言う言葉が
「これは言い訳ですよね。しっかりしなくちゃ!」です。

素敵ですね。
言い訳を言い訳と認め、そして前向きに自分の行く末を考える
ややもすると、安易な行動をしたくなるのが人間です。
それを自ら奮い起こす。
なかなかできることではありません。

私もそんな思考回路が持てるように
日々改善しなくては!と思います。



のり*しおさんのブログはこちら
   ↓↓↓↓↓↓↓↓

http://nslowfood.exblog.jp/
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

育てる心が我が身を育てる

2007-06-13 | 自己啓発
子供を育てる時
後輩を育てる時
生徒を育てる時
必要なのは我慢する心と言います。

しかし本当に我慢する心は必要なのでしょうか?
実は、答えはノーです。
我慢する心は、人を育てるには百害あっても一理も無いのです。
必要なのは、待つ心ということが出来るでしょう。

我慢する心と待つ心の違いは何でしょうか?
我慢=耐え忍ぶこと。こらえること。辛抱
待つ=時が来るのを予期し、願い望みながら、それまでの時間を過ごす
この二つの根本は、自分が前に出るのか
相手が前に出るのかの違いです。

我が我がという姿はみっともないものであり、
目標が達成できない理由は他人に押し付けます。
そこには、反省も発展もありません。

しかし、先ずは他人を前面に出すということは
非常に見た目にも良く、達成できない理由は全て自分にあります。
結果、そこには他人の成長を通して自分の成長が見込めます。

育てる心を持ちたいものです。
その心は、待つ心で行きたいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

当事者意識

2007-06-12 | 経営改善
「当事者意識」という言葉があります。
「当事者」とは、「その事柄に直接関係している人」を言います。
「意識」とは、「物事や状態に気づくこと、はっきり知ること」を言います。
即ち「その事柄に直接関係していることを自覚していること」となります。

経営改善の現場で「当事者意識」を持たせることが出来ない企業が散見されます。
その理由は、説明不足と理解不足です。
説明不足は、そのほとんどが言葉足らずということになります。
また、理解不足は、理解しようという気構え不足ということになります。
勿論、当人にとっての理解能力不足という場合もあることは否めません。

この当事者意識を醸成するにはどうすれば良いでしょうか?
一番簡単な方法が、全員で一斉に声を出すということです。
難しいことではありません。
朝礼時に社歌を大きな声で歌うのも良いでしょう。
また、企業理念を斉唱するのも良いでしょう。
大きな声で挨拶練習をするのも良いでしょう。

とにかく全員で同じ事をする機会を増やすのです。
成果が見えるように声を出したり動きを取り入れたりするのです。
簡単であればあるほどひとつになりやすいといえます。

企業内に当事者意識を持たせてみませんか?
経営改善は飛躍的にしやすくなりますよ、
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ありがとう

2007-06-11 | 経営改善
思いやりが足りない企業があります。
思いやりは、自分はさて置き相手を思う所から始まります。
しかし、この思いやりが企業から無くなって来ているのです。

なくなる原因は、言葉のキャッチボールが少ないことによります。
しかも、「ありがとう」という感謝の言葉のキャッチボールです。

「ありがとう」という言葉には、力があります。
荒んだ心を平穏にしてくれます。
人を笑顔にしてくれます。

「ありがとう」は、子供の頃に親から教えられ
近所のおじちゃん、おばちゃんに教えられ
学校で教えられたものです。

しかし、今の世の中にはこれを教えてくれる人が少なくなってしまいました。
少なくなったからこそ「ありがとう」の言葉を使いたいものです。
きっと、会社での時間が楽しくなりますよ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

経営者の資質

2007-06-10 | 経営改善
最近健康を害する社長さんや役員さんを目の当りにすることが多々あります。
その健康を害している企業の経営状況は、概して良くなかったりします。

昔から「病は気から」と言われます。
健康を害する社長のほとんどが
①資金繰りに窮する
②大口の取引先の喪失
③現場のトップの退職
④連続大赤字
などに悩んでいます。

私の経験上、優良企業の経営者はあまり健康不安を言われません。
しかし、前記の通り、経営状態の良くない企業経営者は病気がちだったりします。

経営者の資質に
①素直さ
②粘り強さ
③健康
④即行動などが挙げられます。

先ずは、健康管理から始めたいものです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

短絡的アドバイス

2007-06-09 | 経営改善
経営コンサルティングを受けている企業様があります。

もともと弊社が過去にコンサルティングをしていましたが
本格的企業支援という形で、金融機関や行政が支援に入っているものです。

一年経過しました。
さすがに資金も潤沢
各方面からの経営コンサルによって
絶大なる効果が上がっています。

などというには程遠い結果になっています。
むしろ相当悪い状況になっています。
会社全体が金融機関と行政におんぶしてしまっています。

弊社が注力していた厳しさの植え付けが無くなってしまっています。
昔は良かった的な感覚だけで運営をしているが故に
現状の体たらくがあることは目に見えているのに
「給料が安いから従業員が働かないのです。給料を上げましょう。」
「広告が足らないから広告を出しましょう。」
「サンプル配布をすればもっと目に留まるはずです。」
どこの大企業へのコンサルでしょうか?
たかだか数十人の企業に大企業へのコンサルと同じコンサルをやっても
効果は出ないのです。

課題はモチベーションアップ。
モチベーションアップののきっかけは賃金を上げることではないのです。
小さな成功体験を数多く持たせ
従業員一人ひとりが仕事に対する意欲
お客様への執着を持たせることが大切なのです。

経営コンサルは、無責任な職業です。
兎に角アドバイスを口から出してしまえば仕事は終わりです。
その成果に責任を持つことは有りません。

東京から著名なコンサルタントが来れば高額な料金の請求が来ます。
それによって成果は上がることは期待できません。
それはその地域の特殊性を知らないからです。
地域の特殊性を考慮しないアドバイスは経営の改善に繋がりません。

必要なのは経営の根本に帰ること
必要なのは社長の役割を認識すること
必要なのは従業員一人ひとりが自分の役割を認識すること
そして、今日から行動することです。

勿体無いコンサルを受けることはしたくないものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青森にて

2007-06-09 | つれづれ
昨日青森県三沢空港に降り立ちました。
空から見た青森の地は本当に綺麗でした。
眼下に広がる山々、牧場、畑、田すべてが
青々としているのです。
今まで見てきた日本各地の緑とは異なった緑の深さです。

そして、空気の透明さにも驚かされました。
透明感のある空気です。

今朝もいつもどおり4時過ぎに目覚め、ホテルの窓を開けています。
部屋に入ってくる空気の冷たさ、清々しさは
昔、能登の田舎にいた時のような感じさえさせます。

私が心和む青森の地
この地域もまた人口減少に苦しんでいます。
この空気のおいしさ
緑の青さを活かす地域起こしが出来ると素敵ですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする