日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

短絡的アドバイス

2007-06-09 | 経営改善
経営コンサルティングを受けている企業様があります。

もともと弊社が過去にコンサルティングをしていましたが
本格的企業支援という形で、金融機関や行政が支援に入っているものです。

一年経過しました。
さすがに資金も潤沢
各方面からの経営コンサルによって
絶大なる効果が上がっています。

などというには程遠い結果になっています。
むしろ相当悪い状況になっています。
会社全体が金融機関と行政におんぶしてしまっています。

弊社が注力していた厳しさの植え付けが無くなってしまっています。
昔は良かった的な感覚だけで運営をしているが故に
現状の体たらくがあることは目に見えているのに
「給料が安いから従業員が働かないのです。給料を上げましょう。」
「広告が足らないから広告を出しましょう。」
「サンプル配布をすればもっと目に留まるはずです。」
どこの大企業へのコンサルでしょうか?
たかだか数十人の企業に大企業へのコンサルと同じコンサルをやっても
効果は出ないのです。

課題はモチベーションアップ。
モチベーションアップののきっかけは賃金を上げることではないのです。
小さな成功体験を数多く持たせ
従業員一人ひとりが仕事に対する意欲
お客様への執着を持たせることが大切なのです。

経営コンサルは、無責任な職業です。
兎に角アドバイスを口から出してしまえば仕事は終わりです。
その成果に責任を持つことは有りません。

東京から著名なコンサルタントが来れば高額な料金の請求が来ます。
それによって成果は上がることは期待できません。
それはその地域の特殊性を知らないからです。
地域の特殊性を考慮しないアドバイスは経営の改善に繋がりません。

必要なのは経営の根本に帰ること
必要なのは社長の役割を認識すること
必要なのは従業員一人ひとりが自分の役割を認識すること
そして、今日から行動することです。

勿体無いコンサルを受けることはしたくないものです。
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青森にて

2007-06-09 | つれづれ
昨日青森県三沢空港に降り立ちました。
空から見た青森の地は本当に綺麗でした。
眼下に広がる山々、牧場、畑、田すべてが
青々としているのです。
今まで見てきた日本各地の緑とは異なった緑の深さです。

そして、空気の透明さにも驚かされました。
透明感のある空気です。

今朝もいつもどおり4時過ぎに目覚め、ホテルの窓を開けています。
部屋に入ってくる空気の冷たさ、清々しさは
昔、能登の田舎にいた時のような感じさえさせます。

私が心和む青森の地
この地域もまた人口減少に苦しんでいます。
この空気のおいしさ
緑の青さを活かす地域起こしが出来ると素敵ですね。
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