日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

陰謀?年金問題とコムスン

2007-06-08 | 危機管理
コムスンが叩かれています。
報道と厚生労働省から・・・。

事業所開設の際に基準を満たしていなかった。
サービス料の水増し請求をした。
指摘を受けた事業所を次々に閉鎖していく・・・。
本当にけしからん話です。

厚生労働省は介護業界最大手を叩くことによって、
業界全体への警鐘としているのでしょうか?

かわいそうなのは日夜一生懸命に働いている現場の方たち
そして、介護サービスを受けているお年寄り達です。
この人たちを不安に陥れる必要は無いはずです。
確かに悪質であることは間違いありません。
しかし、厚生労働省は二万人の従業者、
そして六万人のお年寄り達のこれからを本当に考えているのでしょうか?

厚生労働省はいかにも騙されたかのような口ぶりですが
自分達の職務怠慢は完全に横においています。
元来、書類上だけで認可していること自体がおかしいのです。
認可事業に対しては、入り口で審査を厳しくすべきはずです。
被害者面するのは本末転倒といえるでしょう。

しかし、どうも腑に落ちません。
コムスンの問題も確かに大きい話ですが
それなら日本全国の病院も順次閉鎖すべきはずです。
水増し請求は日常茶飯事行なわれています。
勿論、すべての病院とは言いません。
職業柄病院の経理担当者の話を聞くこともあるのですが
不正請求が嫌で病院経理を離れる担当者は山ほどいます。
まさにそこに倫理などありません。

厚生労働省は年金問題を抱え頭を抱えています。
私の「下衆の勘ぐり」かもしれません。
しかし、年金問題が大きくなっている昨今
追求の矛先を変えようという意思が働いているように感じるのは
私だけでしょうか?
コメント
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