日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

原点は同じ

2008-09-05 | 経営改善
このブログを書き始めて随分経ちました。
この間、自分自身の目を通して色々な事象の根本に迫ろうとしてきましたが
最近になって、どのような分野においても
その原点は同じであるという事に気がつき始めました。(まだ確信ではありませんが・・・。)
私が主に書いているジャンルのビジネス
そして社会や教育、政治までが同じ一つの原点から出発している様に感じます。

それは「人として」という言葉で集約されるかもしれません。
自分の原点には「自分」はありません。
また自分の原点には他人から見られる「自分」もありません。(というつもりです)

しかし、時々我に返ると
どこか自分の原点であるべきものとは異なった
自分のポジションにいたりします。

自分の原点は「人としての自分」
常にそう思い続けたいものです。
また、そうなって行きたいと思います。


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受容の姿勢

2008-09-04 | 他人のフリ見て我が身を正す
某企業での1コマです。
上司と部下がなにやら話をしています。
恐らく部下が何か大きなミスをしてしまったようで
上司に向かって何度も頭を下げています。

部下・・・「すみませんでした。」
上司・・・「何に対してスミマセンなんだ?」
部下・・・「・・・。」

一瞬ハッとさせられました。
いつも私がスタッフに向かって話している言葉です。
その上司の方の言葉が凄く冷たく、排斥されたように感じたのです。
自分もいつもこんな事をしているのだろうか…。
スタッフには申し訳ないことをしてしまっています。

こんな時どうすれば部下の方の「スミマセン」の気持ちを
最大限に生かして上げられるのでしょうか。

きっとこんなやり取りなら大丈夫でしょう。
部下・・・「すみませんでした。」
上司・・・「大変だったねぇ。対処は上手くいったのかい?
      ところでスミマセンの対象は何に対してだろうね?」
部下・・・「本当に申し訳ありませんでした。
      対処は直ぐに実施してお客様にはご納得をいただきました。
      本当に自分の不注意によりお客様に
      大きなご迷惑をかけるところでした。」
上司・・・「上手く対処できたようだね。でも、不注意だと感じた部分を
      洗いなおす必要があるね。」
部下・・・「はい、一時にお客様が多数いらっしゃった・・・・」

なんていう風に上手く話が続いていくのではないでしょうか。
大切なのはミスをした人を受け入れてあげる姿勢を示す事
そして、一緒になって原因を探す姿勢を見せる事です。
間違ってもイヤミとお小言、詰問の嵐にだけはしたくないものです。
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見えない所を掃除する

2008-09-03 | 経営改善
リッツカールトンでも
帝国ホテルでも
ホテルオークラでも
掃除をするに当たって聞く言葉
それが「見えない所を掃除する」です。
実際に試していただきたいのですがこれ等のホテルの
トイレや洗面所の見えない部分を見ていただきたいのです。
しっかりと掃除が行き届いているはずです。
(リッツカールトンは宿泊経験が無いので噂によりますが・・・)

これらのホテルの掃除に対して
私達の掃除は
四角い部屋を丸く掃く
見えるところだけきれいにする
並べ替える
こんな行動を掃除と言っています。

「一つ拾えば一つ綺麗になる」
こんな言葉を言ったのは掃除の神様イエローハットの鍵山秀三郎さんです。
また、同氏は「人間の値打ちは、掃除をしている姿をみれば一番わかる」とも言っています。

掃除を作業にしてしまうと辛いばかりになります。
掃除を自分の成長手段と考えると一箇所ずつ綺麗になる事に喜びを感じます。
掃除はその場所を綺麗にしているのではなく自分を綺麗にしているのだと思えば
見えない所こそ綺麗にしたくなります。

掃除だけに限らず
あらゆるシーンで見えない所にまで配慮する心を持ちたいものです。
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躾は根気

2008-09-02 | 経営改善
おなじみ(?)の5Sについて書きたいと思います。
5Sとは職場環境改善の元である
整理、整頓、清掃、清潔、躾けをいうことは周知のとおりです。

そんな中でも「躾け」の大変さを耳にしましたのでお知らせしたいと思います。
女の子は1,000回
男の子は20,000回
これは玄関先で靴を揃えて脱げるようになるまでの言葉がけの回数だそうです。
実に男の子は女の子の20倍もの声掛けをしなければ靴を揃えることができないというのです。

確かに私自身、身に覚えがあります。
小さい頃、何度両親や祖父母、兄弟から靴を揃えろと言われたかわかりません。
それ位、言われ続けて漸く靴を揃えることができるようになったことを思い出します。

子供の躾け然り
従業員の躾け然り
そして関与先様へのアドバイス然りです。

躾けは根気
先にこちらが萎えない様に声掛けを続けたいと思います。
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無責任の中の責任

2008-09-01 | つれづれ
いかにも政治家の判断です。
ある意味、政治家らしい政治家が「福田首相」だったのかもしれません。

福田首相が辞意(朝日新聞) - goo ニュース

辞意表明の中で言葉に出せなかったもの
それが連立政権の難しさだったように聞こえました。

昨年、物議を醸した安倍前首相の辞任
そして福田首相の新任
山積する問題と政治的駆け引き
そんな中でドロドロになりながら
この一年を引っ張ってきて頂いたように思います。

福田首相だからこそここまで何とか持ってきた自公政権
それも都議選を間近に控えた今、辞任の選択しかなかったのでしょう。

辞任会見の最後に記者から
「最初から他人事のように政治をしてきたのでは?」という類の質問に
「あなた(質問した記者)よりはずっと考えてきた」と怒りを抑えた答え方をしました。

福田首相=無責任
そんな代名詞に感じます。
しかし、その中でも自分としての精一杯の責任を果たされたように思います。

いろいろ議論はあるのでしょうが
この一年、お疲れ様でした。
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