今朝、牛舎で給餌をしていると近くの県立の研修・宿初施設で合宿している中学生達がランニングしながら通りがかり、その一人が「口蹄疫にかからんようにしてくださ~い!!」と言って声をかけてくれました。
ありがとう。心配してくれて・・・。
私のことより、宮崎県の畜産農家のことを思うと、いたたまれなくなります。
止まらない感染の拡大を阻止するため、元気な牛に対しても予防的措置として殺処分、
ワクチンの接種(いずれ殺処分)などををしなければならない地域が出てきました。
東国原知事が涙ながらに協力を訴えていましたが・・・。
口蹄疫に感染した牛が出たのならあきらめもつくでしょうが、感染していない農場の牛
まで処分するとなると、たとえこれ以上の感染の拡大防止のためとはいえ簡単には割
り切れないでしょう。
今まで寝食を忘れたようにして消毒作業を重ね、自分の牛を守って来た農家もいるわけ
ですから・・・。
毎朝農水省の口蹄疫情報のHPのアクセスするのですが、毎日新たな発症例が報告され
ていて、ため息をついてばかりです。明日こそは発症0の日に・・・。
うちの牧場で生活できて良かったな・・・。
今のところは・・・。
一日も早く、「口蹄疫やっと終息へ」のタイトルで記事を書きたいものです。