親父の命日

いのちいのちつながるいのち

1月26日（木）

明日は親父の命日だ。なにか特別のことをするわけではないけど、改めて感謝する日だな。ぼんくら息子を文句も言わずに（叱られたことも、あれやれこれしろと言われたこともない）育ててくれたのだからね。
親になにかを相談したこともなく（進路も全部事後報告だった）、何をするにしても勝手にやらせてもらった。ほんとうに反省ばかりです。

親父が亡くなった夜のことは、しっかりと記憶に刻まれている。翌朝目を覚まして、「なんでおれは病院にいるんだ？」と言うんだろうなと信じていたけど、そうはいかなかった。運命というものがあるなら、そこに書かれてあるすべてのストーリーは悲劇なんじゃないかと思った。死とはそういうものだと。

あれから月日は流れ、今に至る。生きなくては。これでもかというくらい元気で長生きをして、遊び続けて、飲んだくれて、運命の基本ストーリーを書き換えたい。
なんてことをつぶやくオレを天国から見て「あいかわらずアホなやつやなぁ。でもしっかり遊べ、遊べ」。そう言っていると思う。
一生忘れることのない1月27日である。







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