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青春の味、カップヌードル


青春はつるりんと終わる細く短く


「カップヌードル」

 急にカップヌードルが食べたくなった。そういうときってあるでしょう。食べたくなるものはそれぞれちがうけれど、突然、胃袋の奥から「あれ、べたーい」というものが現れる。
 そういうときに食べたいものって、高級なものじゃなくって反対にジャンクなものが多いような気がする。
 「上等な和定食を、たべたーい」なんてことは思わないものね(思う人もいるかもしれないけれど)。イタリアンでもフレンチでもなく、単品一発勝負だ。今回は、カップヌードルだった。

 スーパーへ行きました。カップヌードルを買いに。そして迷う、若かりし日から(カップヌードル時代から)変わらず、腕を組み、定番かカレーかと、真剣に考えるのだ。わりと長い時間。
 今回も若かりし頃とおなじ行動となった。しかーし、異変が、時代は移ろっていたのだよ、マイルドというものが出ているじゃないか、うううう、れれれれ、はじめて見た。
 「はじめて」に弱いわたくしは、迷いの世界から瞬時に飛び出し、手に取った。
 やさしくなったカップヌードル、そのやさしさをチェックしてやろうじゃないか、見かけだけのやさしさじゃないだろうなと、にらみをきかして買い物かごに放り込んだ(定番ものよりも安かった)。



 記憶をたどれば、「カップヌードカレー」と「どん兵衛」が発売されたときにはおどろいた。よく食べたなぁ、最初のおどろきというものは忘れないので、いまでもカップラーメンの一等賞は、日清食品だ。胃袋に刷り込まれている(袋麺は、サッポロ一番シリーズ)。
出会い頭のすり込みというのはとても大事だな。きっとなんでもそうだよ。
 ということで、カップヌードルの昼食となりました。たまに食べる、その空いた時間が味を引き立てるのだろうな。常備しておきましょう。


「にゃん画」









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