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豆大福の運命は・・・

通ぶって食べる豆大福かな



写真は雪だるまではありません。豆大福です。豆大福は365日を網羅します。和菓子界の器用貧乏かもしれません。そこが愛おしい。
苺大福と並んでいると、ほとんどの人は苺大福に眼をやるでしょう。しばらくして、「あ、豆大福もあったのね」と、時間差で気がつくでしょう。気がついても、ほとんどの人は迷いません。ほとんどの人は苺大福を指さして、店員さんに微笑みかけます。
豆大福は孤独です。見捨てられたような寂しさを感じているはず。豆大福は、苺大福の先輩です、いや大先輩と言ってもいいかもしれません。大福の歴史を背負っています。たぶん、デビューしたときはもてはやされたとおもいます。普通の大福に豆が・・・革命だと騒がれたんじゃないかと想像します。
それが、あるとき、苺という予想もしていないものが大福業界に登場したのです。最初は大福仲間で「あんなのはすぐに廃る、まやかしものだ」なんて陰口をたたいていました(たぶん)。ところが、苺大福はスター街道をまっしぐら、今では定番になり、他の大福を見下したように微笑んでおります(たぶん)。「くやしい」、豆大福はつぶやきながら店頭に並んでいるのです(たぶん)。みなさん、買ってください。






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