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トラウマ


一日の始まりの眠い目を擦る



少年時代のトラウマが解消された。食べられなかったものが食べられるようになった。
それは小学六年生の時だった。遠足を明日に控えた悪ガキ3名は、自転車に乗って駄菓子屋へ。そこで大好きな黒棒を何本か食べた。
その後、自転車に乗りあっちこっちをうろうろ。そしていつもの急斜面にたどり着きレースを始めた。カーブを曲がって坂道に突入・・・というところで記憶喪失(今もない)。気がつけば病院のベッドだった。即、入院。ジャンジャカジャーン。
自転車のハンドルに両足を乗せて走っていたら、小石を踏んでしまってそのまま転倒したらしい(友人談)。結果、アタマを打って意識不明(アホになった原因かも)。記憶もありません。



それから、黒棒を見ると吐き気がするようになった。黒棒と事故がつなげられて記憶してしまったようだ。これをトラウマというのかと、青年期に入ったときに感心したもんだ。



長い年月食べられなかった黒棒を、なななんと先日買ってみた。食べられるのか!
結果は・・・食べられた。これでトラウマを退治することができたはず!
ただ、あの頃の黒棒のチープでまがいもん味ではなく、高級黒棒になっていた。時代は変わったのである。





0122(632006)
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