小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

見付宿(磐田)~浜松宿~舞坂宿

2006-10-10 | 旧東海道歩き
見付宿(磐田)~浜松宿~舞坂宿
東海道五十三次歩きもなんと4ヶ月ぶり、梅雨時や暑い夏を避け、台風が来ればリタイアし、当時の旅人から比べるとなんと軟弱な・・・とそんな声も聞こえて来そうですが、やっと秋晴れに恵まれたこの連休にJRの磐田駅を降りたって旧東海道を京都に向かって繋ぐことができました。
「あばれ天竜」と呼ばれた当時の天竜川は、洪水を繰り返していたようですが、今では水量も少なくグリーンベルトがどこまでも広がっていました。

この季節はどこを歩いても「村の鎮守の神様の~」と笛や太鼓に合わせて素朴な秋祭りが催されていました。舞坂近くの神社では、直径1メートルほどもあるかと思われる太鼓を若い衆が代わる代わる敲く様はなかなか勇壮でした。

舞坂の松並木は排気ガスの汚染を免れているのでしょうか。整備されてとても気持ちのいい街道でした。当時はこんな松並木がどの街道にも続いていたのでしょう。夏は強い日差しを遮ぎ、雨風を松の木の下で凌いだのかも知れないと当時が偲ばれました。

舞坂宿を抜けるといよいよ浜名湖、対岸の新居への船渡しの遺構である雁木(がんき)が浜名湖に面して残されていました。湖は秋の陽光にキラキラと輝いていました。

浜名湖を右に進みながら、2日間に渡る今回の旧東海道歩きは新居宿まで。京都三条大橋にまた一歩近づいたことになりますが、さて後何年かかることになるのでしょうか。
コメント (1)
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