
某航空会社のマイレージが貯まり、ちょうど2人分のハワイへの往復航空券を予約することができたので、仕事も介護も気になることを少しの間、脇に置いて、先週からハワイの休日を楽しんできました。
ハワイはちょうど雨季にあたっていたのですが、滞在中はよく晴れて、風は爽やかで気持ちよく、陽射しの強さも気にならず、気が付けばすっかり日焼けしてしまいました。
「ハワイ症候群」とはよく耳にする言葉で、ハワイが大好きで何度もハワイを訪れる人を呼ぶのだそうです。ハワイを訪れる日本人観光客の約7割はハワイのリピーターだそうで、この南国の楽園は、少々くたびれた私たち夫婦をもハワイ症候群を発病させてしまうのでしょうか。

ホテルの前にワイキキの海が広がっていました。
ビーチの中央に、「サーフィンの神様」と言われているデューク・カハナモク像があり、ここを中心に白い砂浜がエメラルドグリーンの海を縁取るように広がっています。サーフィンやボディボードを楽しむ人もいれば、海を見ることもなく読書にふけっている人、ただただ甲羅干しに徹している人、泳いでいる人はほんの少しで、それぞれが心地よい時間をこのビーチで過ごしているように見えます。

椰子の葉が揺れる木陰に陣取り、カメラから覗くビーチはどれも、旅行会社のパンフレットのようで、初めてでもすっかり見慣れた景色のようです。
時は折りしも、経営悪化や責務超過で会社更生法の適用を申請したJALの問題があり、日本の海外旅行の憧れであった鶴のマークのジャンボ機は、どれほど多くの観光客をここハワイに送ったのだろうかと思いました。