結局のところ、優雅なリゾート気分に不馴れな私たちは、滞在中もあちこち動き回った結果となってしまいました。シュノーケルをつけて海をのぞいたり、ダウンタウンに行ったり、巨大ショッピングモールを覗いたりもしました。
短い滞在期間だったので、ハワイの人々の生活の場に触れることはできませんでしたが、たくさんの働いている人々に接することはできました。
大きな体格でゆったりとして、いつもニコニコ、フレンドリーに話しかけてくれました。
帰国する前の晩、荷物もまとめ、残った外貨を計算してみると、明朝のチップと空港へのシャトルバスの運賃を払うとほぼ使い終わる計算で、旅の締めをしたように思ったのですが・・・
翌朝、空港に向かうシャトルバスの中、夫の「あっ、しまった!」なんと、シャトルバスの料金を間違え、手持ちのドルでは足りないことに気がつき大慌てとなりました。結局、空港に着いてから、私を人質にして、夫は両替に空港の中にすっ飛んで行ったのですが、これがまた中々戻ってこない。捉われの身である私は、もちろんドルは持っていない!航空券も夫に渡したまま、はてどうなるのだろうと思っていた矢先、慌てた日本人が遥か彼方から戻ってきました。両替所の職員が離席したまま、なかなか戻ってこなかったとのこと。ひとまず落着!私も人質から解放され、やれやれと疲れがどっと出た思いでした。
それでも、機上の人となれば、お互い「楽しかったね!今度はハワイの他の島にも行ってみたいね!」これって、やはり軽いハワイ症候群?