小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

ウィーン・プラハ旅行記(7) 旧市街を歩く歩く、また歩く

2013-03-08 | 日常

神聖ローマ帝国の首都として中世に栄え、今もその面影を濃くしている市街、古い建物の間は迷路のような石畳が続き、
「百塔の街」と言われるだけに、どこを歩いても石造りの塔に突きあたります。
この街で「ある場所」を探して8か所も迷うことになるとは・・・。

ここプラハでも夫は国立オペラ座のチケットを日本で予約していました。その翌日にオペラ観劇を控えていたので、
eチケットを正式なものにチケットセンターで交換しておかなくてはなりません。
そのチケットセンターなる場所は、地図でだいたい把握できていたので、その日の観光はチケットセンターに寄ってから
スタートしようと言うことになりました。
その場所は、ホテルから歩いて15分ほどのところにありましたが、受け取る場所はここではないということで、受付の人が
市内地図を出して、行き先をペンで印をつけてくれました。
いったん観光を続けてオフィスが閉じる前には取りに行こうと言うことになりました。

プラハ市内はヴルタヴァ川にかかるカレル橋を中心に、主な場所はほとんど徒歩で歩けると言われています。
歴代の王が戴冠パレードをおこなった道は王の道と呼ばれて、この間には歴史的な建物も多く集中しています。
旧市街広場に立つと、バロック建築の聖ミクラージュ教会の優雅な外観を目にすることができます。ここではパイプオルガンの
演奏中でした。ドームに広がる厳粛な音色は、ふっと旅の疲れを忘れさせてくれます。



まだこの頃私たちは余裕がありました。ユダヤ人地区にも足を伸ばしてみました。かって、キリスト教徒による迫害を受け、
ここだけがユダヤ人教徒が住むことを許された地区でしたが、19世紀半ばには、正式にプラハ市の一部として認められ、
現在は整備された地区となりました。
ただ、苦難の道を歩んだユダヤ人にとって大切な教会堂(シナゴーグ)や墓地はそのまま残されています。
限られた土地の中で暮らしていたユダヤ人のお墓は狭く墓石は薄く斜めに立てられ、重なったり、あるいは倒れているもの
もありました。貴重な歴史の証言だと思います。



旧市街広場に戻るとすでに日暮れが迫り、朝、教えてもらった地図を頼りにチケットセンターを探しました。
そこはお土産物屋さんのコーナーにあったのですぐに見つかりました。ところが場所が移転しているとのことです。なんとか
ストリートの何番目かの角を曲がって・・・」と指示通りに探します。
まだ少し余裕があって、マーケットの果物屋さんを覗いたり、撮影をお願いしたら、パントマイムを中断して、一緒にカメラに
収まってくれました。
ところがこの後がたいへんでした。チケットの受け取り場所が次から次へと変り、プラハ市内を探し回り、日はとっぷり暮れ、
まわりはすっかりライトアップされていました。そして2時間後、やっと探し当てることができました。



疲れてこの日はホテルで食事をして、部屋に戻れば、携帯していた万歩計から花火があがっていました。
“おめでとうございます!歩行距離17キロで、過去6ヶ月間の最高得点です!”と、異国の地で最高記録を作るとは・・・。



肉料理に添えられているのは、チェコの代表的な主食クネドリーキ(ゆでパン)

無事チケットに交換した国立オペラ劇場は、ウィーンより少し小ぶりでしたが、世界のオペラを上映するのにふさわしい劇場
でした。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする