昨日までの青空から一転、今日は春の雨、生暖かい南風も強く吹き、満開だった桜を惜しげもなく
散らし始めています。桜の命のなんと短いことか。
今年はしばらくお天気が続いたので満開の桜を充分に堪能しました。
いつもの見慣れた景色からまるで浮かび上がったように、こんなに多くの桜の樹があったのかと
驚かされるほど桜の花が目立ったように思いました。
近くの柏尾川に沿って咲く桜並木、手を伸ばせば届くほどの枝ぶりです。
河川敷ではお弁当を広げて、春休みの子供たちの賑やかな声が聞こえていました。
みんなが待ち望んでいた春、そしてサクラ。
一昨年、他界した友人が眠る青山霊園。すでにヒラヒラと花びらが舞い始めていました。
サクラのトンネルを通って、彼女に会いに行きます。
眠る墓石の隣に、こんなにも大きなサクラの樹があったとは・・・。今まで気がつきませんでした。
桜色の雲からそびえる高層ビル
都会の喧噪を掻き消すかのように、すっぽり花霞みに包まれて
満開のサクラの花芯が色づくと、花弁が散り始めるそうです。