不安定なお天気もやっと安定して、春の空がやってきました。
ひと冬、庭の片隅で咲いていたキンギョソウとネメシア、今このエネルギッシュに満ちた花を
見ると、寒い冬を乗り切った自信さえ感じます。
勿忘草も特に軒下でもなかったのに、霜にも雪にも耐えて、今可愛い花が付きだしました。
まだまだ背も伸びていくでしょう。控えめさと初々しさ、やっぱりこの花は誰の心にも留
まる忘れな草なのでしょう。
桜も3月の低温と雨が続いたことで、結局随分長い間、桜を楽しんだことになりました。
今日は、桜の季節の最後にと、花筏を期待して、今シーズン2度目になる大和の千本桜の
引地川の川沿いを歩いてみました。
桜の花に代わって、すっかり若葉が萌え出し爽やかな季節の到来を感じました。
時に桜吹雪が雪のように舞い、川面にはおびただしい桜の花びらが、花筏となって留まっ
たり離れたり、花弁が無数に流れていました。
野バトのつがいでしょうか。初夏を思わせる暑さに水浴びも気持ちよさそうでした。