先月初めに福島県相馬に行った。
で、その後相馬に対して何ができるか、かんがえてみた。
フと思ったのは相馬のお店から何か買えないか、ということ。
先月のライブの主催者森田さんは相馬でCDショップを営んでいる。折角だし何か買うか。
森田さんがブログの中でくるりの新作「坩堝の電圧(るつぼのボルト)」を絶賛してたな。
http://blog.livedoor.jp/happymoritamusic/
くるりはシングルを何枚か持ってるしオーケストラと共演した奴と前作は友人から借りて聴いた。
キレイで優しいメロディを鳴らすバンドって印象。決して熱心なファンではなかった。
で通販で今回のアルバムを買ってみて聴いてみた。
1曲目「white out」疾走感溢れギターが唸るロックンロール。
2曲目「Chilli papper japone」山椒!と矢鱈怒鳴る超高速パンク。なんじゃこりゃ?
3曲目「everybody feels the same」雄大な曲。中盤のコーラスがキモチいい。
4曲目「tarius」菅野美穂出演CMに使われてる曲。キレイなメロディ。タイトルは「牛」?
キリが無いので曲ごとの印象を書くのは止めておきますが(゚゜)\バキ☆
今までの優しいイメージが一気に変わった。凄く鮮烈だった。
こんな荒々しいロックナンバーを演奏するバンドなんだ?新メンバーの影響?
これ買って以来、すっかりへヴィロテ。会社の行き帰りはこれしか聴いてない笑
歌詞は抽象的で断片的なフレーズが並んで明確なイメージが浮かばない。
矢鱈英語の歌詞が多いし中国語もある。いろんな国の街の情景が登場。
そして、山椒とカニと牛と放射能と新幹線が共存する世界。メチャクチャ。無節操。
ただ通底しているのは「現在(いま)に対する戸惑い」。明らかに311後を描いてる。
「SOMA」は実際に相馬に行った者としては矢張りズンと来た。
「沈丁花」「のぞみ1号」に滲む「戻せない、どうにもならない」という絶望には胸を突かれる。
それでも岸田クンは「走れ、涙なんて流すな、あきらめれずに立ちはだかれ」と呟く。
最終曲「glory days」は禍々しく、でも美しい。
「東電も関電も関係ない」と言い放ち様々な街を想い最後は「進め」と叫ぶ。
最後の最後、「ばらの花」のフレーズが挿入される。「安心な僕らは旅に出ようぜ」。
原曲とは違って禍々しく歪んだ演奏で。
この曲を聴いてると何だか血が騒ぐ。叫びたくなる。拳を突き上げたくなる。
それは高揚して、というより「負けたくない」「流されたくない」という感情。
何に?
おそらく311と福島原発事故以来、感じてる、ずっと拭えない「後悔」と「敗北感」に。
過去も叫ばれていた原発の問題に何故チャンと向かい合い反対しなかったのか、という後悔
世界に何の関心も持たず毎日毎日ヘラヘラ笑いながら好き勝手やって生きてきた(生きてる)
自分が初めて感じた敗北感。無力感。
そうオレは敗けたのだ。あの日、311に。そして、その敗北感は植えつけられてまま消えない。
それがたまらなくイヤだ。
だから、もう後悔はしたくない。違うと思うモノに対しては「立ちはだかろう」。
声をあげよう。
明日、東京都知事選と衆院選挙がある。
どの候補に入れるか、どの党に入れるか悩んだ、迷った。
オレが望むのは何だろう。一番大事なテーマは「東北復興」と「脱原発」。
もちろん「景気回復」「TPP」「外交」も大事だけどオレにとって優先すべきテーマは2つだ。
それを実現してくれそうな党は何処か?票集めのスローガンでなく実際に行動してるのは?
いろいろ調べて311が起きたとき東北支援を積極的に行った政党を見つけた。
原発問題を含めて今までも政府に色んな問題提起をしてきたようだ。
ハッキリ言ってマイナーな党だけど、
財界と結託してないのも何かインディーズでパンクでロックって感じがする。(^_^;
決めた、ここにしよう。オレの一票はここに託そう。
東北を忘れ、原発を再稼動させようとする動きの前に「立ちはだかろう」。
このCD聴いてよかったな。くるり、岸田イカシてるぜ。な、にゃにゃん♪
で、その後相馬に対して何ができるか、かんがえてみた。
フと思ったのは相馬のお店から何か買えないか、ということ。
先月のライブの主催者森田さんは相馬でCDショップを営んでいる。折角だし何か買うか。
森田さんがブログの中でくるりの新作「坩堝の電圧(るつぼのボルト)」を絶賛してたな。
http://blog.livedoor.jp/happymoritamusic/
くるりはシングルを何枚か持ってるしオーケストラと共演した奴と前作は友人から借りて聴いた。
キレイで優しいメロディを鳴らすバンドって印象。決して熱心なファンではなかった。
で通販で今回のアルバムを買ってみて聴いてみた。
1曲目「white out」疾走感溢れギターが唸るロックンロール。
2曲目「Chilli papper japone」山椒!と矢鱈怒鳴る超高速パンク。なんじゃこりゃ?
3曲目「everybody feels the same」雄大な曲。中盤のコーラスがキモチいい。
4曲目「tarius」菅野美穂出演CMに使われてる曲。キレイなメロディ。タイトルは「牛」?
キリが無いので曲ごとの印象を書くのは止めておきますが(゚゜)\バキ☆
今までの優しいイメージが一気に変わった。凄く鮮烈だった。
こんな荒々しいロックナンバーを演奏するバンドなんだ?新メンバーの影響?
これ買って以来、すっかりへヴィロテ。会社の行き帰りはこれしか聴いてない笑
歌詞は抽象的で断片的なフレーズが並んで明確なイメージが浮かばない。
矢鱈英語の歌詞が多いし中国語もある。いろんな国の街の情景が登場。
そして、山椒とカニと牛と放射能と新幹線が共存する世界。メチャクチャ。無節操。
ただ通底しているのは「現在(いま)に対する戸惑い」。明らかに311後を描いてる。
「SOMA」は実際に相馬に行った者としては矢張りズンと来た。
「沈丁花」「のぞみ1号」に滲む「戻せない、どうにもならない」という絶望には胸を突かれる。
それでも岸田クンは「走れ、涙なんて流すな、あきらめれずに立ちはだかれ」と呟く。
最終曲「glory days」は禍々しく、でも美しい。
「東電も関電も関係ない」と言い放ち様々な街を想い最後は「進め」と叫ぶ。
最後の最後、「ばらの花」のフレーズが挿入される。「安心な僕らは旅に出ようぜ」。
原曲とは違って禍々しく歪んだ演奏で。
この曲を聴いてると何だか血が騒ぐ。叫びたくなる。拳を突き上げたくなる。
それは高揚して、というより「負けたくない」「流されたくない」という感情。
何に?
おそらく311と福島原発事故以来、感じてる、ずっと拭えない「後悔」と「敗北感」に。
過去も叫ばれていた原発の問題に何故チャンと向かい合い反対しなかったのか、という後悔
世界に何の関心も持たず毎日毎日ヘラヘラ笑いながら好き勝手やって生きてきた(生きてる)
自分が初めて感じた敗北感。無力感。
そうオレは敗けたのだ。あの日、311に。そして、その敗北感は植えつけられてまま消えない。
それがたまらなくイヤだ。
だから、もう後悔はしたくない。違うと思うモノに対しては「立ちはだかろう」。
声をあげよう。
明日、東京都知事選と衆院選挙がある。
どの候補に入れるか、どの党に入れるか悩んだ、迷った。
オレが望むのは何だろう。一番大事なテーマは「東北復興」と「脱原発」。
もちろん「景気回復」「TPP」「外交」も大事だけどオレにとって優先すべきテーマは2つだ。
それを実現してくれそうな党は何処か?票集めのスローガンでなく実際に行動してるのは?
いろいろ調べて311が起きたとき東北支援を積極的に行った政党を見つけた。
原発問題を含めて今までも政府に色んな問題提起をしてきたようだ。
ハッキリ言ってマイナーな党だけど、
財界と結託してないのも何かインディーズでパンクでロックって感じがする。(^_^;
決めた、ここにしよう。オレの一票はここに託そう。
東北を忘れ、原発を再稼動させようとする動きの前に「立ちはだかろう」。
このCD聴いてよかったな。くるり、岸田イカシてるぜ。な、にゃにゃん♪