須波駅 呉線

須波駅は、西日本旅客鉄道、呉線の駅です。
駅は三呉線当時からの駅舎です。対向式ホーム2面2線を持つ、行違い可能な地上駅。ホームは築堤上にあります。
所在地は広島県三原市須波町。

 

上下線のホームの出入口は独立して設けられています。呉方面ホームの出入口はホーム呉寄りと三原寄りの2ヶ所（後者の出入口に駅舎がある）、三原方面行きホームの出入口は1ヶ所です。

駅舎内にはCTCにより列車接近（前駅出発）を告知する装置が取り付けられています。ICOCA利用可能駅で、ICカード用のカードリーダーもあります。管理は三原地域鉄道部が担当しています。

のりばは駅舎と反対側から1（内陸側） ■呉線 上り 三原・福山方面 2（海側） ■呉線 下り 竹原・呉方面 実際にはのりば番号標はありません。番号は列車運転指令上の番線番号です。
1番線（内陸側）は上り本線であり、上り列車の入線および三原側への出発が可能です。
2番線（海側）は下り本線（兼上り副本線）であり、上り・下り列車の入線および両方向への出発に対応可能な信号機配置である。ただし実際は下り列車専用ホームとして運用されており、2番線に入線する上り定期列車は設定されていません。

2番線ホームの東側には貨物ホーム跡と1線の側線が残されています。この側線は、保線用車両の留置に使用されることがあるとのこと。
列車接近時の案内放送やメロディーはありません。
乗車券は駅北側の商店で常備券を発売している（簡易委託駅）。その関係から、ICOCA導入後も自動券売機の設置はなされなかった様子です。

1930年（昭和5年）3月19日 - 三呉線（当時）が三原駅 - 須波駅間で開業した際に設置。当初は終着駅であった。
1931年（昭和6年）4月28日 - 三呉線が当駅から安芸幸崎まで延伸、途中駅となる。
1935年（昭和10年）11月24日 - 線路名称改定（三原駅 - 海田市駅間全通に伴う）。呉線の所属となる。

1960年（昭和35年）7月1日 - 貨物扱い廃止。
1970年（昭和45年）10月1日 - 無人駅化（簡易委託駅化）。
1987年（昭和62年）4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道（JR西日本）に移管。
2006年（平成18年）3月18日 - 臨時快速「瀬戸内マリンビュー」の停車駅となる。
2007年（平成19年）
8月 - ICOCA専用改札機（カードリーダー）を設置。
9月1日 - ICOCA導入。
2010年（平成22年）

7月14日 - 梅雨前線の影響による大雨で呉線内で複数の土砂崩れが発生し、当駅の営業休止。
7月20日 - 営業再開（三原駅 - 竹原駅間復旧に伴う）。

電報略号 スナ
駅構造 地上駅（盛土上）
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度- 178人/日（降車客含まず）
-2008年-
開業年月日 1930年（昭和5年）3月19日
備考 簡易委託駅