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屋根裏etc.ライブハウス事情

2005-08-17 19:57:06 | music
>TOYOさん
昔の屋根裏はとっくに無くなってしまいました。
今、渋谷に屋根裏というライブハウスがあるけど、別の店です。
多分経営者も違うはず。
岡野さんの使ってたのは、SUNNのコロシアムだったんじゃないかな。佐野さんが言ってました。
たしかに、あれは冷蔵庫に近いかも。

屋根裏がなくなったの、80年代終わりごろだったかな…。
そのあと、下北沢に屋根裏という名前のライブハウスが一時あったけど、これは新宿店がNYアンティノック、下北沢店がLAアンティノックという形でやってたころのアンティノック・グループの店で、LAの方が渋谷の屋根裏閉店後に屋根裏を名乗るようになったのですよね。
その少し前まで、アンティノックのCPやKPの調律に行ってた時期があるのだけど、断線が多く経費が掛かるしデジタルピアノの質が向上してきて、古いものはどんどん廃棄になって以降は付き合いがなくなったなぁ。
新宿のアンチは若者のバンドの間では、今でも有名みたいだけど、私らが行き始めた80年代半ばころ、スタートしたんじゃないかな。
私が桃色ヴァンピールで新宿アンチに出たきっかけは、渋谷のPENTAでスカウトされたというものだったんですよね、珍しいことに。
ブッキング担当者が、スタジオのロビーでバンドに声を掛けるという形で誘われたのは、後にも先にもこの時のみだな。
まあ、そのころ女の子バンドだったし…私はともかく他のメンバーは若かったし…それもあったかも。

思えば、ライブハウスもここ20数年でずいぶん、入れ替わったものです。
やはり、バブルのころに家賃が上がったことや、バンドブームの影響やら色々あったわけだよね。
アマチュア相手の小屋は、1晩に4バンド詰め込んで、演奏時間は35分、チケットノルマがあって当たり前というのは、80年代後半からではないでしょうか。
とにかく、若いバンドにとって非常にやりにくいし、バンドが育たない土壌が広がってるように思うなぁ。

25年前、屋根裏に出ていた時代、ノルマなどもちろん無く、バック率も最初の頃は8割、途中から7割になったけど、今から考えると夢のように良い条件だったな~。
ライブハウスがバンドを育ててくれた時代だったと思う。
今は、そんな店がほとんど無くなってしまって、本当に残念・・・。



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