あいかわらずの1週間以上たってからの記事アップ
1週間もたっているのですが脚は回復せずでまだまだ痛い記憶を引きずっております
松山から北陸地方遠征は、ほんまに遠い。
だからレース参戦にはかなりの覚悟をせんとあきません。
2012年ころに白山ウルトラ(100K)をエントリーしたもののこの時は膝痛でDNS
旅費&ざっくり工程はこんな感じで行ってまいりました。
金曜夜出発の土曜大阪着、そこから湯快リゾート専用の送迎バス往復です。
助かったのは、宿泊日でなくその前日なのに専用バス乗車OKをいただけました
約5時間の旅、山中温泉の湯快リゾートホテル到着、事前予約していた昼食をいただき
1時間後加賀温泉駅までの無料送迎バスで送ってもらう
加賀温泉駅から受付会場まではシャトルバスが巡回です。15時すぎに会場到着。
15時半に会場集合
バス移動で
「増田明美さんとの温泉そぞろ歩き」1000円のツアー(事前予約ずみ)
2時間弱、山中温泉界隈をたっぷりと散策、さらにお土産(1000円以上
)までいただくなんて
そのバスは加賀温泉駅経由で会場まで戻ってきます。
坊ちゃんのこの日の宿は、会場のある公園内で徒歩移動。
地図Bが会場で、宿はここと書いてある
セミナーハウスあいりすさんです。
(宿泊は6名さまからですとサイトにはありますが、マラソン用に1名からでもOKみたいです)
薄暗くなってきてかつ小雨の中をどんどん上のほうにあがっていく道・・一番高い丘の上にあるみたいです。
受付してすぐに、明日雨の中この坂道をコロコロトランクもって傘さしては大変な移動
どこか近道ないかとジョギングでぐるぐる周辺チェック。丘の上の宿舎なのでどこへ行くにも坂道三昧
3キロほどジョグができました。
おかげで近道発見できました。
受付で部屋の鍵もらうと、フロントのお姉さん曰く
このでかい建物にたったの2人ですと。(あとでわかりましたが、もう一人先に食事済ませてた模様)
計たったの3人です。 部屋はベット4台ありで部屋数は10部屋大部屋もあるみたいで最低でも50人以上は泊まれるかと。
夕食、朝食文句なし
宿泊費2食付き5880円なんて
大食堂、大きな風呂も当然貸し切り状態。
その日夜遅くまで強風でしたが・・・
レース当日、朝食は6時半から3人一緒にいただきました。
外は予報どおり雨です
準備をして8時にチェックアウト。
傘はさすのをやめて出走衣装の上からゴミ袋かぶりさらにその上にレインコート装着。
10分ほどで会場到着です。が・・・すでにこの時点でシューズはもうグシュグシュ
久しぶりの出だしからの最悪シューズ。
8時半から整列開始のスタート9時が10分前にはブロック閉鎖。
の予定ですが20分前になっても誰も並ばず。雨宿りで陸上競技場軒下から動かず。
15分くらい前にアナウンスで軒下から追い出され整列。寒い~。
整列するために芝生内を通過するためさらにそこでシューズはぐちゅぐちゅ追い打ちです
かんぺいちゃんのあいかわらずの上手なトークに和まされながら9時スタートです。
コースはこんな感じ。最初は下り貴重なのでわりと楽に走れました。
とっても楽しみにしております、3つの温泉を駆け抜けるコース
スタート→片山津温泉→山代温泉→山中温泉→ゴール。
それぞれの温泉の中心部で折り返し、エイドありなので温泉街を駆け抜ける・・・わくわく。
翌日観光してその場所を思い出しながら温泉に入りましたが、しみじみと
30キロまでがまんすると、あとの10キロは勢いで走れそう。(最後の上りはなしとして(笑))
エイドはほぼ3キロごと
トイレも全エイドに配置
されております。これまた、安心のコース
応援はいないとばかり思っていたのですが、温泉街に入るとものすごい人たち
そして辛い坂道にきても雨のなか傘をさしてくれ応援をしてくれる人たちがいっぱい、感謝、元気いただけました。
20Kあたりまで近くを走っていたらエンドーさんがんばって!!と沿道から応援が。
と、隣を走っていた赤いヤッケをきたお姉さん
が はーいと返事した
ならばと、坊ちゃんも同じく
エンドーさんがんばってと並走しながらエールを
知らない人からいきなり名前を呼ばれたのでびっくりしてましたが、
素敵な笑顔ではーいと返ってきました。
辛い坂道が続いているだけに ちょっと元気がでてきました。
そう、坂道計数がこの大会にはついておりました。
上り坂道くると 〇/16と表示されております。
16個もあるんかい!! とひとりツッコミをしながら駆け上がる。
25キロあたりから脚が重くなってきて思ったように動かなくなってくるのがわかります。
30キロ手前が一番のボス坂です。ここだと思いますが、上り距離が表示されてましたな
あと少しがんばれば、ほぼゴール近くまで下り。
30キロがこの大会の勝負の分かれ目とふんばる。
と、前方に4000番台のランナー発見
(60歳以上の方です)
その背中を必死で追いかける。
なんとか30Kあたりで前にでれました
が、あまりの上りに心半分折れかかり、トイレトイレと
脚を休める言い訳に脳が働く。
がまんするよりもここはすっきりしとこーとトイレへ。
このあとは下り、ごほうびに楽ちんに下らせてもらう。
と、またまた4000番台ランナー発見。
下りの勢いをかりて刺す
やっぱり速いおじさんたちおるんですな~いったい何番目になることやら。
できたら入賞したいのですが
と妄想しながらがんばる。
上りに入ってからバンドーさんには置いていかれてさっぱりお目にかかりませんでしたが
先のほうに赤いヤッケが目に入る。もしかしておいつけるかもと、
がんばる。
ラスト5キロ・・ここでメイタンを投入し追い込みに拍車をかける。
うれしいことに30Kあたりでへばっていた脚がまさかの復活
通常30キロ以降は腰がおちたり乳酸たまりの脚が動かずなのに
なんということでしょう
前半と同じように脚が動いてくれます。こんな走りしたのは、自己ベストを
だしたあの距離たらず魔の第一回横浜マラソン以来なんです。
ラスト3キロあたり、またまた4000番台ランナーさん発見。
さきほど刺した2人と違い快調に飛ばしてはります
今ここで刺したらあとは心臓が止まるくらいに追い込まんと危ない。
抜くべきか最後までがまんするか・・・
40キロ計測地点、
ついにここで刺しました
あとは必至で逃げる逃げる。背中から足音がついてきてます
前のほうに赤いヤッケがかすかに見える。
そのヤッケを目指して前に意識を(ちっとも近づかないのですが
)
最後の16/16の上りを必死でかけあがり 競技場トラックに入り
もがいてもがいて・・・・ゴール
ゴールしてその先、バンドーさんがおりました
お疲れ様でしたと声かけていただきました。
あの~ちなみに フルは何分くらいでと無粋な質問する坊ちゃん
3時間17分くらいですよ・・と
あかん、勝負してはいかん人 でした。
でもおかげで辛い意識をバンドーさんのおかげで少しは回避できた気がいたします
(でも、不思議なんですよね~女子の順位をあとで拝見したのですが
なぜかバンドーさんの名前がない。坊ちゃんより前の女子のタイムある人は
ほんの数人しかいなからすぐわかるはずなのに・・一体あれはまぼろし?夢
)
記録書をいただき年代別 2位
ありがたいことです。
そして、タイムもこんな坂道だらけなのにうれしいセカンドベストタイムを。(非公認ですが(笑))
ランナーお接待のかやくごはんにあったかいお汁セットを頂戴しお腹をみたす。
それから、手荷物預かりで荷物受けとり、更衣室のあるスポーツセンター(前日は受付会場となってます)
内に入り、2階の外テラスに更衣テントを設置。中に入る空いており悠々と着替えられました。
着替えて1階のトイレで・・便意。和式は空いてましたが辛いので洋式(1個のみ)へ。
先着の方がいるのでしばし待つ。
(会場アナウンスでは、50代の表彰が始まっている模様)
が・・・・なかなか出てこない。ノックして催促するとノック返し。
まだそれからも出てこない。
会場内のアナウンス・・・60代の表彰をはじめますと
あかんやばいと限界まじかをなんとか押さえて
会場内にリュックにコロコロトランクを引っ張ってあわてて駆けつける。
表彰ブースは、つい立てで囲っているので一番近いお兄さんに該当者なんですけど
どこに行ったらええんですかと尋ねる。
お兄さん、前にいた女性に聞いている
知らんのかい
お兄さん振り返って、あの空いてる椅子に座ってくださいと言う。
あの椅子にはどうやって行くんですか?と質問。
(囲っていてセレモニー中なのでどこからでも行くとまずにので確認。)
後ろから行ってくださいと指示。が・・・後ろは???ようわからない。
と、2位坊ちゃんと呼ばれて
賞状持った方がステージに立った
これはあかんと
、「はいはい私です」と叫んで、コロコロトランクその辺に転がし、
リュックを背中から降ろしてそこに落とし、つい立てをどかして観客席側からステージ向かって
駆け込みステージ台に駆け上がりました。
なんという醜態・・でもぎりセーフ。
すべては、
あの便所からでてこん男があかん長すぎるぞ!!!
賞品も受け取り、2位の席に座る。左隣が当然1位の方、ちなみにタイムは?と質問。
なんと11分台 話になりませんですわ。
3位の方が表彰受けてもどってきたのでちょいとお話。
40キロあたりで追い越してもうどきどきでしたと話すと
刺されてしばし背中を追っかけたんですがあきらめました・・もう力つきましたと
なんて話しながら女子の表彰に移ったので、休止していた便意もピークに
荷物をもってさっきの位置へ猛ダッシュ
空いておりました・・・・
ぎりぎりセーフ。至福の時が流れました
シャトルバス待機場所へ移動です。
ゴールめがけてランナーさんたちがんばっているシーンをみながら会場をあとに
まだ、桜が咲いてるんですね~
加賀温泉郷マラソン近くにあれば毎年参加してみたい 本当にいい大会でした~