3年ぶりのこの大会。(通算6回目となります)
ずーとうえぴょん師匠とバトルしながらの100キロなので
最後までどきどきハラハラありのレース。あきることない大会でしたが
今年はぼっちなので自分と闘う~きびしい修行となりそうです。
初参戦で富山からよぶんちゃんきてくれたのでスタートまでは
リラックス~だからスタート前の記念写真もとることができました。
梅雨どきの雨予報からラッキーにも快晴いや炎天下のきびしいランとなる予感ですが
雨よりはましで ありがたい天気となりました。
いつも前方からのスタートですが今回はよぶんちゃんと後方からスタート。
スタート5時。沿道のみなさんに見送られて走りだす。
宿(MIYABI)1キロちょいそこから左折の今年新コース 小刻みアップダウンが追加。
宿前までくるとツルさんらしい?でも無視されたので知らん顔して通り過ぎようとしたら
目があった慌てて写真写真ということでポーズし直し
その先、せきちゃん けんちゃんも 応援に。朝早いのにありがたい
せっかくなので撮っていただいた写真をひつこくアップ(笑)
ここから先は新コース。小刻みアップダウンの始まりです。
ペースはキロ6くらいでうーんどこまでいけるかサブ10もどき。
普段LSD速くて6分半くらいだから 最後までもつわけないと思うが
いけるとこまでがんばる
朝の涼しいうちに距離かせぎ~がこの時期の走り方。それにしても涼しい。
が・・・これがまさかの命取り 前半飛ばしすぎよと終わってみたら
ラン友さんたちの分析結果。確かに・・・
そして~それが暑さに変わってくるはずだったのが 強風に煽られて前に進まず
横に飛ばされ~たりの違う辛さで前半を耐える。
途中のセナの生演奏応援やらかかしさん一団やら そして沿道にはいたるとこで
応援をくれます。
20キロまでのラップが2時間きって通過。坂道あってのこのペース
上等上等と思っていたが徐々にダウン。コース途中のビッグボス峠を通過
300Mの高度があるとばかり思っていたがなんと200Mちょいしかない。
この坂道で、同年代のおじいさん2人に抜かれる
そこそこ傾斜あるのにまったくペースが落ちずにガシガシと上がっていく。
いったいどんな練習したらあんな脚ができあがるのなんてぼやきながら
背中を見送る。最後までこの背中は見ることなかったです
それでもがんばって40キロまでの20Kラップが2時間7分台。
この峠を下ってから中間レスト48キロまでのほぼフラット~
だが何度走っても辛い。そしてレスト直前のアジサイロード
(まだ咲いてなくて残念)のえげつない上りを通過してエイドへ。
荷物をすぐにもらい、更衣室に入る時間もったいないので
テントの裏側あたりでたったまま~お色直し。
携行ジェル4個追加しワセリンを再度塗り直し。股間けっこうすでに痛み発生です
そして坂道で酷使した太ももやら股関節あたりをサロメチール塗布。
ちょいと手がすべって股関に塗ってしまった。
思わず飛び上がる痛みが~しばらく固まってしまいました。
おかげで身体はシャキーンとしましたが~。
それから補給へ。前回はじっくり座ってカレー大盛をいただき
10分くらい費やしましたが反省。脚が固まるのを防ぐ意味でも
立ったまま、みそ汁におにぎりをいれてもらい一気に流し込んで
すぐにスタートです。5~6分。腹いっぱいいれてないぶん
かなり楽に走りだせました。
50キロの部スタートの人たちとは顔あわせることなんて
なかったのに今年は??大勢コース上でエールをいただました。
早朝見送ってくれた3人がここでもまた熱いエール
ほんとうに感謝です。
元気はもらったものの だいぶ腰が落ちてるな~
前半の強風でひ~ひ~いいながらだったが
後半もここからさらに強風で悩まされる
帽子が飛んで慌ててひろいにいくアクシデントも。
でも強い日差しはなく雲に覆われて助かり
いいのか悪いのかようわからん天気です。
40~60のラップは2時間26分
いつ川内選手に抜かれるかと模索の恒例山中、今年も
やってきました。大会先導車。まもなく川内選手が通過します~と
アナウンス。助手席の方と目が合い、一言質問。つゆ払いですか
明確に返答ありました。「はい つゆ払いです」と。(笑)
聞こえてきました。ハアハアの荒い息と鋭い足音が山中に響きます。
前後のランナーは私だけ。この瞬間が このコースの醍醐味でもあります。
イベントはこれで終わりと思っていたら、まさかのこれを上回る大イベントが
あろうとは
60~80のラップは2時間33分
70キロあたりからずーとおしゃべりランとなってます。
ストイックにうえぴょん師匠の背中を見つけるために
しんどくても黙々と走る続けてるはずが今年は~
途中でエール交換したお兄さん、歩いたり走ったり。
私はとにかくランナーの意地、亀さんのスピードでも
一切歩きはなしです。これがお兄さんに気に入られて
ずーと一緒に30キロ近くを並走するとは
走力はお兄さんが上なんでヘタってペースが落ちると
少し先で調整してくれる。そしておしゃべり~
けっこう修行ラン
そんなところに後ろから「みーつけた」
まさかの追いつかれるなんて。
女子50Kの部さっき応援してくれたツルさんの声。
まだ男子数名しか抜かれてないんですよ
速すぎる!!いや私がふがいない走りだからか いずれにしても
すごい。女子の部トップでここまできてる。さっさと追い抜いていくものと
ばっかり思っていたらあろうことかポケットからスマホを取り出して
写真撮りましょとなんなんこの余裕、いやそれよりもトップ狙っている
選手がスマホ持って走っているなんてありまへんやん
ツルさん、私と並走していたお兄さんに撮ってくださいとお願いし
センターラインあたりでポーズとったらいやここよりこっちがええわ~と
カメラマンをセンターラインに立たせ我々は安全。
ガードレールそば恐るべしこの根性です。
途中車きたのでさらに撮り直し(笑)
お前はすでに死んでいる・・・状態の私です
腕もこれ以上あがらないし
記念撮影終わるとぴゅーんと視界から消え去りました。
このあと町内放送で50キロ、女子1位ツルさんただいまゴールしましたと
風にのって聞こえてきました写真撮影したあとしばらく後続の女子おりませんでしたから
ぶっちぎりでしたな~
赤橋が視界にはいり、残り10キロ
ここからが最後のアップダウン2回こなせば後はほぼ下りの2キロ。
最初の上り手前で並走していたお兄さんが電話するので先にいっててくださいと
言われほ~ほ~とマイペースであがり始める。
が・・・なんと上りだしぼっちのはずがお兄さんあっという間に
追いついてきた。 めちゃくちゃ脚が残っているし余裕で上ってきた。
並走しながらありがたい私設エイドでおいしいものいただきながら
赤橋手前、最後のエイドまでやってきた。
前を行くランナーさんたちそして少し前いくお兄さん(私は
へろへろで後方から付いて行ってる状態)
全員がエイドに立ち寄る。
ここで一気にエイドよらずにペースをあげて赤橋突入。
そう、見えないうえぴょん師匠とバトルをするかのごとく。
これが私の隠岐の島スタイル。どんなにしんどくても
最後は追い込む
(だから笑顔のゴールシーンでなくやりきったシーンしかなし)
追い込みはじめて1キロも行かないうちに後ろから足音。
やっぱり~想定はしておりましたがあのお兄さんです。
すーと横を抜けていった。追いつけず。走力が違います
最後の虹見坂を駆け上がっていると後ろから足音がくる。
だんだん迫ってくる。ここまできたらあのお兄さんの次に
ゴールしたいと必死で粘りゴール見えた直線をすごい形相で
ようやく入りました。終わりました~
80~100 のラップ 2時間34分
11時間42分01秒
膝の皮がよじれるくらいに必死の追い込み。
(せきちゃんからの 年寄りの脚ですか?とのいただきもの写真(笑))
ちなみに前に入ったお兄さんは2分前にゴール。50歳年代別10位
後ろに迫ってきている若者は40歳年代別10位
なによりうれしかったのはツルさんの優勝にあわせて
一緒に行った初ウルトラのせきちゃん、けんちゃん。
私設エイドも含めエイド全部制覇して(私が見過ごした私設エイドで
甘酒まで飲んで)6時間台で余裕のゴールがなによりうれしい~。
あれだけ去年坂道嫌いやったせきちゃんやったのに
みんなほんとにおつかれさまでした。
今回のタイムは 70歳年代別チャレンジへの参考タイムとし
7回目チャレンジを目指します。
PS 膝の痛みはほとんどなくロキソニンのお世話にもならない
腰も最後まで極端に落ちることなく走れた~ ゆっくり長くは
ええもんだ。
到着した式場はザテラス
このあとは両家8人でのフレンチ料理をいただきながらの食事会でした。