今回も少し遅れての鑑賞です。主演の松田龍平さん良い演技をする役者さんになりましたね~。今回は本当に真面目(馬締)
な役を真面目に好演して新境地を開いたのではないでしょうか。宮崎あおいさんは相変らずどんな役でもちゃんとそつなくこなす
安定した演技が魅力です。 船を編む=辞書を編集するこれほど地味な素材を人生を賭けて取り組む人たち。辞書製作に係る
長い年月の中の主人公だけでは無い人物の公私にわたるドラマが丁寧に描かれている、笑えるシーンもあり、ほろっとさせる所
優しさを感じさせるところあり。良質の日本映画だと思います。
今の時代パソコンを開けばウイキペディアで簡単に調べることが出来るがそれが100%真実かどうかは分らないのに自分の
家にもある辞書・・・何年開いていないのだろうか? 書籍の必要性をある意味問うているのではないだろうか?
地味ですが本当に良い映画でした。
映画って本当に良い物ですね