札幌にあるアジア最北の歓楽街・ススキノ。この街の裏も表も知り尽くす探偵のもとに、相棒である高田が人探しの依頼を
持ち込んでくる。失踪した女子大生・麗子について調査を開始した探偵たちは、モデル事務所の謎めいた美人オーナー、マリ
に翻弄されるうちに、いつしか大きな事件に巻き込まれていく。
裏社会に影響力を持つ冷酷非道な大物実業家・北城をリリー・フランキー、マリを北川景子、麗子を前田敦子がそれぞれ演じる
笑いあり涙ありのエンターテインメント映画。ある意味寅さんみたいな偉大なるマンネリ映画になりつつあるかも?(誉めてます)
監督が橋本一から吉田照幸に変わりどうなるか?ちょっと気掛かりでしたが、観て気になる事も無く、今回も大いに楽しませて
貰いました、やっぱり好きだな~このシリーズ。
心地良いマンネリ感ですよね(褒めてます2)、特別飛躍することもなく、特別グレードダウンすることもなく、細かい事を言えば
今回はやや昭和テイストやハードボイルドテイストが薄れた気はしないでもなかったですが・・・大体いつも通りの展開を、いつも
通り楽しむことは出来たかな?と、それと笑い要素は監督交代の影響か少し増えた ?クスクス笑えて結構ツボに嵌まりました.
大泉洋と松田龍平ならではの笑いでしたね、この愛すべきキャラクター、いつまでも続いてほしいシリーズです(寅さんみたいに)
問題は今回のヒロイン(寅さん風に言えばマドンナ)・北川景子「岬 マリ」がこのシリーズにどう溶け込むかでしたが、正直・・・
今まで見た北川景子の中で一番良かったかも?と言えるほど北川景子を多く見てきた訳ではないですが、とりあえず今回の峰不二子的
役どころの北川景子はとても魅力的に映りました。マリの人生がとにかく切なかったので、余計に・・・ね
ヤクザのリリー・フランキーも相変わらず素晴らしい演技、志尊淳&前田敦子は思いのほか出番が少なかったですがね(解る気がする)
そしておなじみのメンバーは見ると何かホッとしますね、これも続編。でしょうか、特に喫茶店の安藤玉恵嬢は毎度ツボに嵌ります!
アクションシーンの見せ方が今までとちょっと変わっていたのが良かったのか悪かったのか・・・微妙ですね
高田君の動向については、エンドロール後に注目。☆☆☆☆