カーレース界でフェラーリが圧倒的な力を持っていた1966年、エンジニアのキャロル・
シェルビー(マット・デイモン)はフォード・モーター社からル・マンでの勝利を命じられる。
敵を圧倒する新車開発に励む彼は、型破りなイギリス人レーサー、ケン・マイルズ
(クリスチャン・ベイル)に目をつける。時間も資金も限られた中、二人はフェラーリに勝利
するため力を合わせて試練を乗り越えていく。
vsフェラーリとは言いつつも、話のほとんどがフォード社における内部抗争を描いていた様な
それでもスポーツカーならではの迫力あるレース場面を随所に盛り込んでくれていたので見応
えはあります。。フォード vs フェラーリというタイトルから車オタク向けの陳腐なアクション
映画と思いきや、違いましたね~ レースを愛する実在した2人の男の生き様と挑戦、友情と
家族愛に満ちた話でした。なので・・・車に興味ない!と見逃しては少しもったいないかも?
マイルズの奥さんと息子さんを演じた俳優さんの演技も素晴らしいですよ が・・・・邦題が
原題は「ford v ferrari」(v=victory)で、つまり「フェラーリに勝ったフォード」さらに
展開的に周回遅れの車が直ぐトップに追いつくのはご愛嬌?? ですか・・・
実は・・・実際にモノづくりの現場の敵が何か!よく描けてる映画だったのでは? ☆☆☆