1946年に出版された名作ノワール小説「ナイトメア・アリー 悪夢小路」を原作に、
野心にあふれショービジネス界で成功した男が、思いがけないところから人生を
狂わせていく様を描く。
ショービジネスでの成功を夢みる野心にあふれた青年スタンは、人間か獣か正体不明
な生き物を出し物にする怪しげなカーニバルの一座とめぐり合う。そこで読心術の技を
学んだスタンは人をひきつける天性の才能とカリスマ性を武器に、トップの興行師となる。
しかし、その先には思いがけない闇が待ち受けていた
舞台は1939年のアメリカの田舎町。そこに流れ着いたのは主人公スタンは町のカーニバル
で行われているショーをタダで観た見返りに後片付けの手伝いをさせられる。
カーニバルの団長に気に入られたスタンはスタッフとして働くことになった。
ある時、読心術を扱える老人ピートと出会い、彼の人生は大きく変わってゆく。
読心術を使った降霊術をスタンは金儲けしようと目論むのですが絶対ロクな目に
合わないだろうな~とそして、スタンの耳がある人物に銃で撃たれるシーンが
ありますが、結構グロかったです。自業自得かな?と思いましたが、最終の落ちは
見えていましたね
「シェイプ・オブ・ウォーター」が『大アマゾンの半魚人』の更新であったように、
今作は昔ながらの因果応報譚の再解釈に思える作品でした ☆☆☆