女子高生が自宅の庭で死亡する事件が起きた。発見したのは少女の母で、事故なのか
自殺なのか真相は不明なまま。物語は、悲劇に至るまでの過去を母と娘のそれぞれの
視点から振り返っていくが、同じ時間・同じ出来事を回想しているはずなのに、その
内容は次第に食い違っていく。
母性とは何なのか?「娘を愛せない母」と「母に愛されたい娘」2人の半生を過去を
振り返るかたちでそれぞれの視点から描いている作品です
同じ場面でも、母の視点と娘の視点では全く異なるように映る。思い込みや記憶の曖昧
さ、それが愛情に関することだと不気味さを感じるなと思いました。
あと主旨とは離れてどうでもいいことなんですが、ルミ子の母が自殺した後、ルミ子が
清佳を引っ張り出すシーンで「届くの??」と物理的な位置関係が気になってしまった
ストーリーは、私が男ということもあり、母娘の物語という点であまり共出来ません
でしたね。予告編で煽っていた事とは少し違う路線を歩み始め本編以外の要素の持つ意味
合いがうまく絡んでいない感じでした。女優の皆さんは好きなメンバーだったので退屈は
しませんがストーリーがミステリー要素も特にあるわけではなかったので、あまり自分
には合わなかったかな?というのが正直な感想です。
数年ぶりに無茶な一日、四本立てをやってしまいました・・・
その為かな? いまいち最終的に理解できない部分が・・・男だから? ☆☆☆