まだ、震災から2年程しか過ぎて無く、正直「もう、映画化?」と言う気持ちが無いわけでは無いのですが
実際に被害に遭っていない人の忘れる事の速さから言えばこのタイミングで公開しないと又忘れ去るでしょう。
PTSDに配慮して津波を映像に入れなかった事、細かな台詞や演技は役者さんにある程度任せた事など
この震災に真摯に向き合って作られた映画だと思います。収益金の一部は被災地支援に充てられると言います
ごく僅かですが私も微力ながら協力させて頂きました。
映画ですが3・11の震災の後に釜石市の遺体安置所で遺体がどう扱われたか西田敏行さん演じるボランティア
の目を通して描かれています。震災直後の数多くの遺体が安置所に運ばれてきます。それを流木を(感じたので)
扱うかのような扱いから、西田さん演じる民生委員の相場さんを通して≪死体≫から人の尊厳を大事にする
≪遺体≫へと変わっていく様は人として感じるものが多くあります。この震災の事を風化させ無いためにも
皆さんに是非見てもらいたいです。
我が娘もこのような多くの遺体と向き合って仕事していると思います。相場さんのような向き合える人であって欲しいです
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