考古学者で冒険家のインディ・ジョーンズの前にヘレナという女性が現れ
インディが若き日に発見した伝説の秘宝「運命のダイヤル」の話を持ち掛ける。
それは人類の歴史を変える力を持つとされる究極の秘宝であり、その
「運命のダイヤル」を巡ってインディは、因縁の宿敵である元ナチスの科学者
フォラーを相手に、全世界を股にかけた争奪戦を繰り広げることとなる。
インディジョーンズ引退作という事で見届けに?ディズニーとルーカスフィルム
による製作 最後はやっぱりディズニーに絡むとこうなるなと・・・(苦笑)
第2次世界大戦末期からアポロ11号の月面着陸まで二十余年を飛び越えての話に
なるのですが、それぞれの時代の年齢のインディやユルゲン・フォラーが見る事が
でき、改めてCGの万能さに感心します 個人的な見所としては何といっても80才の
ハリソン・フォードがどれだけ「インディ・ジョーンズ」でいられるか!ですが
正直言って80才なりの動きで済むような演出でも十分と思っていた所、本当に本人
がアクションをしているのか?と疑うほど素晴らしい物でした
サラー役のジョン・リス=デイビスやマリオン役のカレン・アレンなど出て来た
だけでウルッと来た。古学にSFを絡ませるのは正直言ってあまり好きでは無いのですが
まだナチなの?とか、時代的にも、もはやムチより拳銃での戦いが多くなる事などは
致し方ないと割り切ったが、汽車、馬、三輪車、プロペラ機などでの息つく間もない
くらいのアクションは臨場感満載だったし、秘宝までの隠し通路など定番の演出も
しっかりとあって楽しく観ることができた。
冒頭のかなりくたびれた感じから、インディ・ジョーンズらしく男っぽくカッコよく
前を向いて生きて行こうという終わり方は世のおじさんにも勇気を与えてくれますが
取ってつけたようなラストに少しガッカリでした ☆☆☆