400万年前の人類創世紀から新人類の誕生まで、人類の知恵の進歩を暗示するかのように不気味に姿を
現わす謎の黒石板“モノリス”。その謎を解くために5人の科学者を乗せた宇宙船ディスカバリー号が
木星に向かって飛び立つが、コンピュータのHALが乗組員たちに対して反乱を起こす。HALとの凄絶な
戦いで4人の仲間を失ったボーマン船長の前にモノリスが現れ、彼は異次元のトリップに巻き込まれる
とにかく来年でこの映画が作られて54年経つという信じ難い事実。ラスト30分の「映像の洪水」だけ
でも見る価値があるとデジタルリマスター版を鑑賞して感じた 考えてみれば館で鑑賞したのは今回が
初です(以前はVHSビデオ)しかし・・・この作品を完璧に理解できる日は私に来るのでしょうか?
実に奥深いですし、凄いを通りこし不気味 1968年に人工知能による危険をあれほどリアルに描く
なんて今になって再度鑑賞すると凄すぎる。アノ時代にあれ程のインテリアをデザインするとは。
宇宙船の中の椅子なんは今でも通用するし欲しいと思う・・・歳を追うごとに見ると違った見方
考え方をするはずだと思う・・・何度も見ることが必要なのでは無いだろうか?
正直、今回も又、理解に苦しんだ。この作品を観て一つの答えをだそうなんて考えてはいけないだろう
この映画は1968年に作られたという
所に価値があるのだと思う。2001年を過ぎた今でも1回普通に見ただけでは理解できない ☆☆☆