クレイジーなハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)、最強スナイパーのブラッドスポート(イドリス・
エルバ)、敵をチーズに変える能力を持つポルカドットマン(デヴィッド・ダストマルチャン)ら凶悪な
犯罪者たちを集め、特殊部隊が結成される。彼らは成功すれば刑期短縮、失敗すれば即死、命令に
背けば首に埋め込まれた爆弾で殺されるという命懸けのミッションに挑む。
前作が2016年公開なので5年ぶりということになります。そんなに経つのか?まだ記憶に新しい気が
マーゴット・ロビー以外は、メンバーも様変わりしての本シリーズ第2弾!コロナ禍で、洋画の公開が
延期されてきた中で、ようやく此処にきて、大作が随時公開され、映画ファンとしては毎週楽しみな
公開が続く。(ある意味困った)
ストーリーは、例によって減刑との引き換えや脅迫まがいのやり方で集められた囚人たちによる
スーサイド・スクワッドが、軍の命令に従い、命がけの作戦に挑むというもの。今回のミッションは
ある島国で極秘に進められているスターフィッシュ計画の阻止なのですが、序盤のチーム招集から
上陸作戦決行や隊長奪還までの流れが、コメディ要素満載でとにかくおもしろかったです。
集められたメンバーは、ハーレイ・クイン以外は知りません!が、個性的で、笑わせてくれました。
スターフィッシュ計画のまさかの全容が明らかになってからは、VFX全開のアクションに舵を切り
迫力の映像で楽しませてもらいました。昭和の怪獣映画をアメリカが創るとこうなるんだよ!という
お手本のようでありながらオマージュを感じさせる映像がナイスでした。
メインストーリー以外にも、ブラッドスポートの親子愛、リック・フラッグとピースメイカーの
それぞれの信念、ラットキャッチャー2とキング・シャークとの友情なども描きながら、各キャラに
きちんと見せ場を用意し、いい感じにまとまっていたのではないかと思います。
この手の作品にはお決まりのエンドロール後の映像もあり、次回作をまた期待して待ちたいと思います
しかし・・・ばんばん殺してあまりに血しぶきすごいのでハーレークインは血しぶきが花吹雪に
なっていて笑った。ハーレクインにはこう見えているのであろう R15指定です ☆☆☆☆