三日不読書語言無味
半紙
●
出典は黄山谷のようです。
三日も読書しなければ、言葉に味がなくなるぞ、というような意味でしょう。
もとは、「士大夫三日不讀書。則義理不交胸中。便覺面目可憎。語言無味。」という文句のようで
これは、その一部。
最近親しんでいる、小坂奇石の書の中にあった言葉です。
別に読書したからといって、顔が美しくなるとか、言葉に味が出るとかいうこともないでしょうが
ここは広く、「教養が大事」ということにしておきましょう。
教養のないわが身としては、せめて読書するしかない、といったところ。