日々是好日

懐かしき過去、期待の未来を希んで!

決断、責任、進退は宿命、この国に於いて

2011年06月27日 | Weblog
 畏敬する立命館大教授の加治伸行先生、昨朝の新聞臨調に表題のことが記されていた。正に左様であり、何時もながらの時代を先読みした清徹な論調に、胸躍る憶いがする。時代は正に容易ならざる事態が、わが国に於いて、いま数々逢着している。何時もながらの間空菅こと、矢鱈、自己にのみ囚われた結果、国を誤る事態がそこここに数多必発している。反省は固より脚下照顧なども、微塵も無い。これ以上も無い、此れ以下も無いと言うべきで、邦家のため残念至極なことである。そこには、決断は愚か!責任を感じず、その果て進退は、闇雲の彼方へと言うことらしい!いい加減極まるご仁である。ああ空しいかな!ああ!無念であるかな! 加治先生の今までの一連の論調を、篤と足の先から頭の天辺まで念じて、拳拳服膺すべきではないかと、思案される。
 登学の途次、民家の軒先に山桃が美しく実を付けていた。美味しそうだが、それ以前に慎ましやかで、穏やかで綺麗である。人も斯くありたいと願うこと頻りである。