夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

雲の写真や絵もありかな、映像も

2022-06-10 16:51:37 | Weblog
何かと忙しかった用が済んで帰る道中、私の感性にピッタリの雲が現れました。


往路でも真ん中にポッカリ丸く雲が抜けてそこから青空が出ていて面白かったんですが運転中なので撮れませんでした。
今は大丈夫。今朝 FinePix S20Pro は NIKON の 28mm 単焦点に替えてあります。


露出計を忘れたので露出はかなりいい加減ですがいい調子です。


今日の方針は雲単体です。


二時間前に見たのはこれに近い雲でした。


場所を変えたり同じ場所で違う雲を撮ったりですがズームで寄ることができないのはある種の快感です。


一枚だけ下の田んぼを入れ込んでみました。


昨日と同じで東の空に入道雲が湧いていました。


これは北の空だったかな。


最後に太陽を組み込んでみました。


面白い結果が出ました。雲って、こんなに複雑な形で微妙な色彩とグラデーションだと再認識しました。
雲だけを撮った写真や絵もありだとにんまり。田舎の風景と同じで素材は足元に、いや、空に無尽蔵にあります。
映像ならこれをどう捉えるか、考えるのが楽しみです。
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北信濃は雲の博物館

2022-06-09 21:26:29 | Weblog
工場労働者時代に会社で斡旋した信濃毎日新聞社発行の本に、長「野県は雲の博物館」という一節がありました。
ずいぶん昔の事ですからその本はもう手元にありませんが、当時「へー、そうなのか」と思いました。
地元の事って、案外無関心で知らない事があるものです。
絵の素材としての写真に取り組んですでに数百枚の写真を撮りましたが、昨日から雲をテーマにしてみました。
空なら自宅の庭からでも撮れますがそれじゃああんまりです。

団地を出て田んぼの間の坂道から真上の雲。


梅雨入りしたのにこの青空。


面白い雲です。手前の白い花はマーガレットじゃなくフランスギク。


先日撮ったポイントですがあの時はこんなに日差しが強くなくて激しさが足りなかったのでもう一度。
いい感じの雲が浮いています。


りんご畑の小屋の上にはぐれ雲。


なだらかな水田地帯を上って北東の空。


東の空にもはぐれ雲。


更に田んぼの中の道を上がると西の山から湧いた重そうな雲。


隣りの信濃町ですがこのあたりは標高が700メートル前後あるので気候が自宅付近と微妙に違います。
アクセントになる家がありました。


昼になったので一旦帰宅。
太陽がやや西に傾く頃再挑戦しようと外に出たら空から異様な爆音!

4発の軍用機が二機、団地上空を低空で旋回。

三水地区で農協の建物が背景にいい感じの雲と小学校の屋根が見えて面白いのでカメラを向けたらまたあの軍用機。

FinePix はレンズが 28-70mm でこんな時は不利です。
ピクセル当倍で見たら日の丸が見えたのでトリミングしました。

撮りたかったのはこれです。

絵になるぞ!

どこへ行って「雲のある風景」を撮ろうかと考えて三水の平地のりんご畑へ。

山の方向にうまい具合に雲があります。

東側も遠くに願ったり叶ったりの雲。


広大なりんご畑の本の一部を歩いて何枚も撮りました。


町内でも未知の場所がまだまだあります。
ここは初めて訪れました。

ここでも歩いて移動して何枚も撮影。

東の空の入道雲がどんどん上に成長しているのでそれを撮るならあそこにしよう。

気温が下ってきて入道雲は腰砕け。

ここは丘の上のハンバーガーのセルフ販売所「空にカラフル」。面白い所です。

本題を忘れてこんなメルヘンチックな写真を撮ってきました。

これって、秋の空に出る筋雲じゃないの?


自宅近くの果樹園です。
風が冷たくなってきました。


西の飯綱山の麓を黒姫の北、妙高付近で発生したミルクのような雲が南に向かって流れています。


雲の種類や名称はわかりませんが今日一日でも様々な雲が撮れました。
本日の撮影枚数140。
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北信濃の空

2022-06-08 21:02:12 | Weblog
水彩画をやってみようと考えてネットで描き方を見ていますが、今まで私が全く知らなかった分野でした。
技術的なことはほんのちょっとつかみましたが思いもよらない手法ばかりで驚きの連続です。
身の回りに素材になる風景はいくらでもあるので写真を撮り始めましたがまだ絵にするところまでは至っていません。

先生方の絵を見て何か物足りないと感じたことがいくつかありますが、そのひとつは空の表現です。
ここに私が撮った極端な空の写真があります。

五月晴れの雲ひとつない空

2022/05/29 11:46

日没後の暗い雲

2022/05/25 19:46

上の写真は極端な例ですが、私の地元長野県は一部で雲の博物館と言われるほど様々な雲が見られます。
折りしも今日の北信濃はどんよりした空が徐々に晴れていい感じの雲になってきました。
北信濃の空を撮りに行ってみよう!

遠景に山、手前に樹木か電柱を入れるのが常套手段ですが無視。逆光です。


でも山(海)との境目が見えないと不自然なのでこうしてみました。これもほぼ逆光。


丘の上から重そうな雲を入れて。


遠くの山並みと空を完全逆光で。


赤い薔薇が白い雲と相性がいいのと奥行き感を出すため縦で。
横でも撮りましたが締まりません。


通りすがりにいい空間があったので空は適当ですがグラデーションは出ました。


こういう空の表現もありかなと。


カメラ任せでは空が飛んじゃうので絞り込んで。


ありきたりのトンネル構図ですが空はきれいに表現できました。


不思議な雰囲気に惹かれて。


北の重い雲の空が撮りたかったんですが雲の状態は秒単位で変化します。
中央下の部分の縦の雲は恐らく雨です。


車を停めて戻りました。
こんな空の表現もありでしょう。


まさに雲の博物館です。
視線を変えるとこんな軽い雲がありました。


これは帰り道で見た空です。車の往来が多いので車ありと無しを何枚か試しました。
この風景に今時のセダンは違和感があるので軽トラックにしました。


お馴染みの三水のりんご畑の空です。


どうですか。
わずか2時間程度でこれだけの空が見られました。
これを水彩画で表現するのは、初心者には難しいと思いますがいずれ挑戦してみようじゃないですか。

 私の写真を素材に絵を描いてみたい方が居たら使って下さって構いません。
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今日収穫した写真を印刷しようとしたら

2022-06-07 16:16:28 | Weblog
こんな時刻に起きてしまうのは歳のせいでしょうか。

友人から貰った古い柱時計と自分の頭のゼンマイをまいてと

実家の母のことで須坂へ行った帰りに写真を撮ってきました。
上八町(かみはっちょう)の立派なお宮です。

正面の鳥居から入るのが正規ですがいきなり境内に入ってしまいました。

社殿の脇に大木。ケヤキでしょうか。

奥にも貫禄のあるケヤキ。

社殿は若葉に包まれていました。


ちょっと離れた所から

足元に広がる細い草が木漏れ日を受けていました。

当たり前の構図にならないように。

左右をまっぷたつにした構図です。

お宮の境内って、背の高い樹木があるので独特の3次元空間です。


境内の横の道です。
屋根の上の粋な塔は消防の小屋に立っています。


先日通りかかったとき気になった道路脇の小川。
あのときは別の用があって通過しちゃいましたが今日は車を停めました。


今はこんな小川が珍しくなりました。
コンクリートで固めて単なる側溝にしちゃうのが定番ですが、これは貴重です。


でも案外土地の人はこれが当たり前と思ってるかも知れません。

子供のころよく遊びに行った従兄弟の家の近くにはこんな川が何本もあってドジョウがいました。

帰り道で走りながらルームミラーで一瞬見えた空間。
車を脇に停めカメラを持って戻りました。

あの今にも降りそうな黒い雲がいいじゃないですか。

車に乗る前にもう一度振り返ると

私の癖が強いけど、これもあり。どっちがいいかな。
今日は95枚撮りました。

セリアのL版96枚入るアルバムが一杯になったのでまた買ってきました。
今日の収穫の中から選んでせっせと印刷していたら ICLC50 と ICLM50 が終わりそうなので昨日ハードオフで買った純正品と交換。
ところが ICLC50 が認識しません。

IC チップを拭いたり電源を抜いたりしましたがダメ。
こんなトラブルは初めてです。ついでの時にまたハードオフですね。

絵、特に透明水彩画と風景写真について色々考えることがあって、思いつくままノートに書いています。


絵も写真も本質は姿形を捉えるものじゃないと考えています。
それなりの人の作品でもどう見てもその段階でしかないものが見られますし、作品の題なんて、
例えば朝の富士山の絵又は写真に「朝焼けの富士」って、そりゃ見ればわかるじゃないですか。
ひどい題を上げたらきりがない位です。
ま、今日はここまでにしておきます。
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水彩画の素材写真を見ていて思ったこと

2022-06-06 17:19:50 | Weblog
雑用で出掛けましたが思ったより早く済んだので雨の情景を、あれ、雨が止んじゃった。
帰りに例の店に寄り道してこんな物を買ってきました。


モニターケーブルは DVI-D のアナログ信号も出る物で反対側は D Sub 15pin 。

これでワークステーションでベーカムを編集する場合 CRT モニターに映像が出せるはずです。

プリンターのインクは先日純正の ICC50 がジャンクの箱にあって買いましたが ICLM50 と ICLC50 も残り少ないので。
純正が¥110 x 2 で助かります。


先日、セリアでL版のアルバムを買ってきたので FinePix で撮った写真から気に入ったものを印刷して整理しました。
まだ途中ですが80枚入るアルバムがたちまち一杯です。

以前使っていた Canon EOS20D で撮った写真も膨大にありますが当面無視。

写真を選んで印刷しているうちに、もやもやした気分。
前から水彩画に限らず絵画について何か違和感を感じているのです。
Jr から FinePix S2 Pro を買い取ったのは昨年ですが、使い始めたのはもっと前です。
どんどん遡って2020年暮れにマニュアルレンズを装着して慣れない露出計で露出を決めて撮った写真を見てはっとしました。
独自の捉え方の面白い写真が何枚もありました。

ずいぶん大胆な構成です。


これなんか、朽ち果てた切り株です。

確か、試し撮りということで何も考えず自由に撮ったんです。

面白いところに目を向けています。


これもそうです。


散策しながら直感でカメラを向けていました。


敢えて条件の悪い被写体を選んでみたり


どこかで見たようなイメージですが素直に撮りました。


一枚だけ全景も。基本的に嫌いなほぼ順光線ですが曇の質感と大地の色が実に決まっています。


青と緑、濃い緑と曇の白。具象でありながら抽象の世界観。


枯れ色の中の柿の実がテーマだったと思います。


どうしてどうして、いい写真が撮れています。
旨く表現できませんが、誰に見せるつもりもなく、試し撮りということで無心で対象を見つめた結果なんでしょう。

でも決定的に欠けているものがあります。それは一般的な写真や絵画にも言えますが、「激しさ」。
改めてアルバムに貼った自分の写真を見直したらどれも平穏無事で居心地のいいポイントで撮ったものばかりです。
このところ水彩画の描きかたをネットで見ていますが、そちらも私の写真と似て都合のいい絵ばかりです。
もちろんそうじゃない写真や絵もあるんでしょうが、一般的に「ここでおにぎりを食べたらおいしいだろう」みたいな。

この件は今後深く考えてみますが、ほんのちょっとでも「激しさ」を感じさせる写真は無いかと自分のを探してみましたが


この程度で精一杯でした。太陽を入れ込んだ以外は別に激しくはありません。

子供や考えの浅い大人に太陽を描かせると赤くしちゃいます。太陽が純白だということを表現したのは正解。

絵も写真も今後は居心地の悪い、構図としてもセオリーを外した対象を狙うことにします。
絵でも写真でも嫌われる上下二分割は元々大好きなのでその延長線で悪天候(にわか雨、大雪、真夏の日差し)が狙い目ですね。
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写真でスケッチがイマイチなので今日も素材撮影

2022-06-05 20:37:09 | Weblog
薄曇りで光が穏やかなので写真を見ながら画用紙にスケッチ。
写真と画用紙では縦横比が微妙に違うのでどうしても辻褄が合いません。


今日の素材は昨日撮った左下の写真。


椅子から立ち上がって見上げると豆柿の葉がずいぶん大きくなっています。


花壇の隅に毎年出る山ぶどうの若葉です。


一坪の家庭菜園のジャガイモは花が咲き始めました。


水彩色鉛筆で粗く描いたところに水彩絵の具をざっと塗る手法があるのを知りました。
見よう見まねで水貼りした画用紙ですが不慣れで皺が寄ってます。

色を付けようと思いましたが面倒臭くなって中断。

またしても素材集めに出掛けました。

地元の田園地帯です。
北信濃はなんといってもこの高低差のある地形が生み出す立体的な風景とメリハリのある四季が魅力。

北信濃は端午の節句がひと月遅れなのでまだ鯉のぼりが見られます。


今まで全然意識していなかった建物が面白い雰囲気なので車を停めました。

これ、何なんでしょう。建屋の中は農業用機械が置いてあります。

道路の反対側のこれも気に入りました。

奥に見えるのはりんご畑です。

この建物はシャッターが降りていましたが、りんごの出荷時期になると使っていたような記憶があります。

意図したのでしょうか、りんごの皮と実のカラーになっています。

脇の細い道は初めて通りましたが車の往来はたまにあります。


いい雰囲気の土蔵ですね。


この山の手の田んぼはやっと田植えが終わっていました。「待ってました!」


何枚も撮りましたが絵にするならこっちかな。


一段下の田んぼは先月も撮りましたが様子は一変してまさに6月。


この一帯は見渡す限りのりんご畑です。
でも写真的にはまとまらないので一工夫。

左手前にあるのは柿の木です。

前に撮ったポイントを回る途中で見つけた木の電柱のある風景。


午後も夕方に近くなって西日で光る田んぼです。


これも前に撮った場所ですが色彩が全く違います。
ここにも木の電柱がありますが傾いて立っているのがなんともいえません。


ゴイサギが舞っていました。

トリミングはしてありません。

最後に先程とは違う広い広いりんご畑の入り口です。

秋の実りの季節に歩いて写真を撮ろうと考えています。

先日も書きましたが田舎には絵になる風景がいくらでもあります。
このところカメラを持って出掛けると100から200枚の収穫があって、山菜採りと共通する感覚です。
明日は用事があって出掛けますがもちろん FinePix は車に積んで行きます。
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足元に無尽蔵にある風景を撮る

2022-06-04 15:00:49 | Weblog
昨日は雨模様でウォーキングの予定を写真撮影に変更してそれはそれで収穫がありました。
今日は一転、青空が出たので地元の風景探しです。

その前に。
先日毎年我が家に来て2回子育てをするムクドリの飛ぶ姿を二階の窓から撮ることに成功しました。
先週のことです。

これを見て思い付いて今までと趣向の違う写真を撮ってみることにしました。

窓枠を入れたらどうかなと考えたんです。
うーん、可もなし不可もなしです。

では朝の収穫を並べてみましょう。

車の運転中は四方八方に睨みを利かせてこんなのも見えています。

今来た道を振り返って控えで撮っておきます。


通称「マーガレット」と田植えを終えた田んぼ。

目で見た印象はもっと強烈なんですが。
肉眼で認識する輝度範囲は写真と比べて遥かに広範囲ですからねえ。

先程の田んぼの脇にいい感じの空間がありました。


先週撮ったポイントを改めて回ってみました。
光の条件が違うとどうなるかを見たかったんです。

ちょうど通り掛かった軽トラックは願ったり叶ったり。

光と影、理屈抜きで先日の写真より生えます。

絵に描くにもこの方がメリハリがあって良さそう。

あっちこっち回ってもきりがないので帰宅後街のセリアへ追加で必要な絵の道具を買いに行ってきました。

画用紙はそれなりの物を使いたいけど AVALON はこちらでは大きな文具店では見かけませんでした。
まあ最初はそこそこの紙を使いましょう。

毎度のことですがハードオフにも寄ってジャンクをかき回したら EPSON PM-A840 の終わりそうな ICC50 の純正品が見つかったので。

¥110 、普通は¥1,100 前後なので助かりました。

帰りに前から気になっていた畑の隅の大木を見ようと畑の中の道へ。
これです。


こりゃあ見事な樹だ! しかも2本が寄り添うように並んでいました。


昔、何度も通った道を下る途中で絵のような(こればっかり)風景に遭遇。

この黄色い花は外来種で退治しなきゃいけないんですが実に絵になります。

道の南側も素敵な空間です。まるでどこかの高原みたい。


帰ってからまた窓の風景に挑戦。今度はストロボを使ってみました。

これも思ったイメージじゃありません。

午後になって光の方向が変わって影が生きてきました。
曇に隠れていた黒姫も見えてきたぞ。

これからも実験的にこんなのを撮ってみます。
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雨降りの風景が撮りたいんですが

2022-06-03 16:37:42 | Weblog
水彩画のための写真に夢中で出掛けるときはいつもカメラ持参です。
デジイチは重いしかさばるなんて言う人が居ますが一昔前の映像の分野ではカメラは10キロ前後で三脚もヘビー級。
私にしてみれば FinePix なんてタバコの箱程度の感覚です。

今日は幸か不幸かウォーキングに出掛けたら空模様が怪しくなってきました。
にわか雨でウォーキングがランニングになったら笑っちゃいます。
こりゃあ雨降りの情景が撮れるかもと目的を急遽写真撮影に変更しました。場所は隣りの信濃町です。
雨にならなくても曇りの情景を撮る練習になるぞ。

ここはいつも車を置いているスペースの脇。


カメラを提げて歩いていたら近所のご婦人が「こんにちは。写真ですか?」
「ここはいい風景なので撮ってるんです。」
「こんな日じゃなくても」
「敢えてこんな日だから撮るんです。」
ご婦人は終始笑顔でした。
この地域はどなたも気軽に声を掛けてくれます。

車で移動しては降りて散策しながら撮影していきます。

都合のいいところに都合のいい黒い雲が都合のいい形で。

この土蔵は遠くから撮ったり近くに寄ったりして。


怪しい雲行きですが、トンビが舞っているからまだ降らないかな。


途中、畑の脇で赤いポピーが咲き乱れていましたが構図が決まりませんでした。
これは牧場ですが敷地に入るわけにいかないので道路から。定番の年寄り臭い構図です。

目の上に手をかざしたような構図は絵画でもよくありますが嫌い。

ウォーキングで息を整える場所に流れる川です。川べりに下りてみました。


車に戻る前にもう一枚。

生活感を出すために林の先、右手の小屋とビニールハウスを入れ込んでみました。

車に乗る前にこれもついでに

軽トラックの方が風景に馴染むんですが。

林の様子も


コントラストが面白いので。おっと、これは違う場所の御神木でした。

いわゆる鎮守の森です。
梅雨明け前後はヒグラシの大合唱が聞こえます。

先に進んで隣りの林。奥に赤屋根の家と電柱が入っています。

よく手入れされていて足元は花が一杯咲いていました。
光の状態を待ってたっぷり時間を掛けて位置を変え何枚も収穫。

黒姫の湧き水を汲んでいたら念願の雨。
先程通った田んぼの横に車を停めて上半身濡れながらカメラを向けました。

写真で雨を表現するって、難しいものですね。

通り雨でした。
しばらくすると薄い雲から柔らかい日差しが戻りました。

これはこれでいいじゃないですか。水彩画にもってこいの素材です。
この場合は手をかざした構図でもいいとしましょう。

昔、あの家の人(ご婦人)と話したことがあります。あれ、前にも書いたかな。


近頃は見る風景がことごとく水彩画に見えます。

珍しく上下二分割にしませんでした。

これは気まぐれに撮ったんですがいいのか悪いのか背景がボケました。


田んぼには違和感のある建物なので狙いました。


ウォーキングで前から気になっていた素材です。
重苦しい曇が最高!

快晴だとノー天気な写真になりそう。

町内に戻ってきました。

晴れていれば志賀高原の山並みが見えますが今日は霞んでいて計算通り。

りんごの丘は空が真っ暗になってきました。


ここで最高の被写体の最高の状況に遭遇。
押さえの一枚を撮ってから位置を決め目を輝かせてシャッターを切ろうとしたらカメラが拒否!
1GB の C.F が一杯です。
最後に撮ったのを削除して雨が強くなってきましたが無事撮影に成功。

でもカメラ任せで撮っちゃったので普通の明るさになっちゃいました。
カメラバッグに入射式露出計があったのに!

実際は感覚的にこんな感じです。
Photoshop で明るさとコントラストを調整してみましたがそれじゃあ画質は劣化します。

雨降りの撮影にはつばの広い帽子と防水性の上着は必須ですね。

今日も色々勉強になりました。
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昨日撮った写真で気に入らないのがあったので出直し

2022-06-02 00:11:08 | Weblog
どうしても気に入らないのは出直すのが一番。
薄曇りでどうかなと思いましたが徐々に光が強くなってきました。
目的地はここです。

昨日より光が豊かでメリハリのある写真になりました。

踏み切りを渡って、おっと、これは面白いぞ。
昔の街道と川、光の方向と強さも申し分なし。


鳥居川に掛かる橋です。
屋根の向こうの山は越後の妙高。まだ沢に雪が残っています。

理想的な半逆光で橋と川の石がが立体的に見えます。

昨日失敗したポイントで今日は念入りにカメラ位置とアングルを決めて、

これで良し。

引き揚げる途中でも何枚か撮影しました。
これは往路でも撮りましたが微妙に位置を変えて。

画面左端の丸いのはハレーションじゃなくて標識の裏でこれは愛嬌。アクセントになってます。

橋の横の倉庫と裸木の枝ぶり、奥の林と丘のこんもり感の集合が決まっています。
手前の草も効果的です。

絵にする際木の枝ぶりを観察して描くのにうってつけです。

歩き回っているうちに踏み切りの警報が鳴り出しました。
「間に合うかな」

これは咄嗟に撮っただけで絵にするつもりはありません。

間に合いました。先頭車両がバッチリ。もちろん後続の車両も撮りました。

水路にちゃんと電車が一部映っています。

鳥居側の向こう岸に老人が立ってこちらを見ていました。


これは鉄道写真の定番でありきたりですね。

列車が通過したからここから撮りましたが好ましくはありません。

いい写真が撮れたので気を良くして帰途につきましたが、ついでに地元の風景も撮ってきました。


昔の街道筋はどこも実にいいですねえ。
かつて牟礼宿から善光寺に向かう旅人が通っただろう道です。
小林一茶が旅に出たとき、親父さんが柏原(現 信濃町)からこの先の三本松まで送ってきたそうですが結構な距離です。


傾いてきた日差しがいい雰囲気です。秋は格別でしょう。

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風景写真が面白くてやめられない!

2022-06-01 00:29:40 | Weblog
はっきりしない空模様ですがじっとしていられません。
午後、曇が面白いので風景写真を撮りに出掛けました。
ガソリン価格が高止まりしているので軽で地元巡りですが素材はいくらでもあります。

まずは町内の旧三水。
このところ撮ってきたりんご畑とは違う地域です。
何枚か撮るうちに曇の切れ間から日差し。撮り直しました。


こういう風景は影が命です。


振り返るとそこにもいい風景があるって、よくあることです。


意味など何も無い、単に面白い空間に惹かれます。


先日通りかかったとき見つけた枯れ木のある田んぼの風景。
敢えて不安定な構図でまとめてみました。

水彩画の素材にもってこいです。

隣りの信濃町古間駅の通りにある立体的空間で、これは前から撮りたかったポイントで念願が叶いました。

うーん、もう1メートル左からの方が良かった。後日撮り直しです。

信濃町は曇っていて条件はよくありませんがそれなりに。
しなの鉄道の踏み切りを 50mm で引っ張って。

28mm だとまとまりません。

地元の作り酒屋「松尾」さん。
これ自体がまるで絵画みたいです。絵にするなら絵の具は不透明水彩でしょうか。
昔、自治会で日本酒作りの工程を見学したことがあります。

あのとき試飲した完成前の日本酒の味が忘れられません。(酒税法で販売はできないそうです)

運転しながら右の窓越しに見えた田んぼの風景に心を奪われて車を降りて「あっちがいいかな、そっちがいいかな」

毎度上下二分割は得意。空又は田んぼに寄せたら逆に不自然だと思います。

これは傑作。最高の写真、じゃなくて絵の材料が収穫できました。
昨日通り掛って撮ろうとしたらカメラを忘れて断念した素材がこれ。
画面中央の田んぼを真ん中にすれば安定するのはわかっていますが、そこは腹に一物。これでいいんだ!

数メートル左右に移動して撮りながらここに決め、曇の間から光が来るのを待ちましたがそう都合よくはいきません。
でもこれで良かったと思います。レンズ前数十センチから20キロ先の山まで奥行きがあって「抜け」が最高。
手前のレッドクローバーが風に揺られてブレているので写真に動きがあってこれも絵になります。

毎日収穫があって写真をたっぷり楽しんでいます。
もっと早く本気でやれば良かったと後悔、じゃなく先を考えましょう。
70を過ぎたから見える風景って、あるんですよ。
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