もう1週間もたつんだけど、いまさらアワープリンスの生誕祭ライブのこと。
アワー・プリンス・イズ・フィフティー ”上原子友康生誕祭”@下北沢GARDEN
この日は昼間3時間くらい東京マラソンの沿道応援をしてました。もし東京マラソンに当選してたら、あたしはマラソンの猛練習をして5時間で(猛練習してこの程度ですが(^^ゞ)走りきって生誕祭へいくとこだったんだけど、落選してたんでそんなこともなく。
お友だちのだんなさんが速かったので、早々と応援を終了し下北沢に向かったので物販の先行に間に合い、アワープリンスデザインによるステキな癒し系グラスも購入できました。
アワープリンスもついに50歳☆
チケットは難なく取れたんだけど、実は落選も多く激戦だったらしい。
プリンスの実力を見誤ってはダメ、もうちょっとおっきいハコでやってくれればよかったのに。
去年の坂さんバースデーのこともあり、「だしもの」的な何かがあるのかなぁと思っていたけど、フツーにライブ。
しょっぱなから、天誅コア♪グレナン♪と続いてフツーどこじゃない激しさ。
始まった途端ぎゅーーーっとなって思わぬ位置へ、斜め前方に背の高い方がいらして増子さんが丸被り、もう友康さんしか観えないという場所になりました。これはこれでいいんですが。
ホトトギス♪でなにげにキックをした王子、きゃっ!!という黄色い声に、あーお若いファンもいるのね。
王子が嬉しそうで楽しそうなのはわかるけど、キモチ悪いくらい(褒め言葉!)増子さんが嬉しそうにしてる。なにかってーと、『主役は友康』的な歌詞になったりしてた。
そんなわけで、(ステージの)こっから向こうだけ観てくれればいい、頭セットしなくてもいいんじゃね?とか言いながら嬉しそうな増子さん。
呑め呑めトモヤス!で始まった酒爆♪
王子「今日はありがとうございます、50代突っ走りまーす!」
オトナノススメ♪いつもながらの高速でリズム合ってんだか合ってないんだか(たぶん合ってない)のバンバンを、普段は見て見ぬふりする増子さんが、ビックリまなこでじーーーーーっと見つめてたのが面白かった。あの動作はツッコんじゃいけないとこなんかな。
会場に友康さんの高校のときの同級生が来てるってハナシになって、年末に再会して飲んで、その後LINEをしてるって言ったらすぐさま
兄ィ「LINEやってんの?やろーよ。」
王子「メールでいいよ」
兄ィ「LINE、スタンプ面白いよ」
王子「知ってるよ。メールでいい。」
と頑なに拒否る王子。LINEでもおしゃべりそうな増子さん。
30年ぶりくらいに会ったという同級生のみなさんは、王子~とか呼ばれちゃってる同級生をどう見てるんだろ。
NINKYO-BEAT♪のあとで、増子さん捌ける。
おっ?!と思ったら譜面台が用意されて、王子ボーカルのコーナー。
夢と知らずに♪
夢を言い訳に逃げていたから~ってちょっと荒っぽく歌うとこがスキ。
この曲のときは、坂さんのコーラス、実はそんなに声聞こえてないんだけど(^^ゞ、一生懸命の坂さんを見ちゃう。
次の曲、風の中のメモリー♪
イントロでキャーキャーがすごくて、上手界隈お待ちかねの1曲。
だが、しかし。
あたし的にはウワサにきく一曲であって、ライブで初めて聴く。こういうのってすごくお得感ある。
こっからシミさんの雄叫びで、上原子友康ハッピーバースデーショー!スタート。
皆川さんのエロ詩吟(?)でハッピーバースデー♪、登場するのかと思ったらお仕事で来られないって。
で、増子さんが特別ゲストです「北海道から双子の兄」という呼び込みで友康さんのお面つけて登場したのは、兄ではなく憂歌団の内田勘太郎さん。
友康さんのギターヒーロー、憧れの方。若い頃から真似してたらしい。
王子のキョドりっぷりがすさまじい。
「マジ?どなた様だと思ってるの?」と増子さんにややキレてみる。
カルピス瓶のボトルネックを見せてもらって、「え?ここにあるのがおかしい」
いろいろと脳の処理能力越えたのか髪わしゃわしゃしたり。
友康さんのために一曲やってくれるってことになったときの王子、椅子にちょこんと座ってお行儀よく両手そろえて膝の上、滴る汗を拭きもせず目をハートにして見つめてる。
一緒にやりましょう、と言われても茫然としたまま渡されたギターを抱え、
「なんでアコギなの?」と聞かれても「なんか、渡されたから」と。
「夢?」
人って想像を超える出来事に遭遇するとまさにこんな状態になるんだなーって典型。
でも一緒に弾き始めたら、コトバで語るより饒舌、さすがギタリストでした。
勘太郎さんからいろいろプレゼントされて、増子さんに「もう持ってるでしょ?」と聞かれて、「これだけ持ってない。Amazonのカートに入ってる」
庶民的過ぎる(笑)
じゃあバンドで一緒に、嫌んなった♪やろうってなったら
王子「え?シミと坂さん、できるの?」(真顔)
兄ィ「今日の日のために、この子たちは練習したんだよ!」
王子嬉しそう。どんなに憧れてる方と一緒であっても、ギターで対等に弾きあえるってすごいなー。
最後に勘太郎さんにボトルネックを渡された王子、芸能人の婚約発表のように指にはめて嬉しそうにお披露目。
王子「え?こっからは、バンドで、、、」
兄ィ「そうなっちゃうかな、夢終わり。こっから現実。もうやりたくないでしょ。」
ニヤニヤしながら、心ここにあらず的にちょっと空を見つめる王子。
ずっと憧れて大好きだった方で、初めてライブを見た時にあまりに凄すぎて、自分はもうギターやめようかなぁと思ったギタリストだということを熱弁。
ラストの、歌劇派人生♪
久しぶり感あったけど、この曲って華々しくってバースデーにふさわしい曲。増子さん生誕祭のときはこの曲が途中でブレイクして、スペシャルゲスト!が登場したんだった、なんてこと思いだした。
とびっきりの、ヘイ!!
アンコールは友康さんひとりで登場。
若い頃から早く大人になりたくて、60、70になったときの自分がどんな曲を作ってどんなギター弾いてるかに興味があって、50歳になった今はなりたいとこの入口に立てた気がする、と。
まだまだこっから先、なりたい自分を目指すってすごいことだな思う。
Party! Guitar! Happy!♪
モイポロの曲。また上田さんと一緒にライブやって欲しいなー。
で、もう一曲、中島みゆきさんの糸♪をカバー、出会ったすべての人に向けて「ありがとう」のキモチを込めて。
スキなんです、この曲。全神経集中させて一音も聞き逃すもんかって聴き入ってしまった。
オンナ歌を歌う友康さん、いいな。
余韻に浸ってる中、増子さんが「坂さんはキレた糸?き~れたいと~はあなた~♪」
オヤジっ!
シングルの発表や、ツアータイトルの発表があって、そしてアンコール。
もりだくさんだったけど、これで2時間15分くらい。朝からお出かけの身としては、体力の限界きてました。ライブに耐えられる体力つけるために鍛えねば。
最後、Kennyさんが作ってくれたバッチを王子が投げてくれたんだけど、波打つ人にビビッてしまい全然キャッチできず。出口に向かってシアワセは落ちてないと言われる下を向いて歩いてたら、見つけられました。
ラッキー☆
ハッピーバースデー、アワープリンス!