渋公ラスト。
あたし初めてライブに遅刻しました。
月末の忙しさでバタバタしてる中で帰るのを申し訳ないなーと思ってギリギリまで仕事してたら見事にはまってしまった、、、こんなときに仏心は不要でした。
怒髪天TOUR2015 オヤジだヨ!全員酒豪~人生航路、酔うSORROW~@渋谷公会堂
(最終回)さよなら、渋公。キャプテンエレキとアコースティック船長~
渋谷駅から渋公まで、表参道マラソンコースだよなーと思いつつ公園通りの坂をダッシュで駆け抜け、会場に駆け込み席に着いてぜぃぜぃしてたら兄ィの「よくキタ――――!」
その瞬間にライブモードになったけど、早速MCから(笑)
俺達にふさわしいくらいになんとなく売り切れない感じかな、ってこの後もちょこちょこネタにしてて悔しかったのねー。月末ド平日、仕事人は必死です。
生きててイイですか?♪
みんな仕事してるのにライブ来ちゃうあたし、こんな私も生きててイイですか~♪
ドンと胸張り生きててくださいよ!
ってことで、生きるーーー!
バカディ・ガッタ♪
バカディガッタバカディガッタ、坂さんのぶつぶつつぶやき、じらすメンバーに「早くして」を混ぜ込んでの渾身のつぶやき。
しみさん側だったので、間奏でベースだけになるとこ弾いてるのちゃんと観れた。これぞ職人的なお姿におーーー!って声出そうだった。
宿六小唄♪
星の数ほどチャンスはあるが~♪んとこもシミさんと兄ィの小芝居を目の前で観てしみじみ。そこはやっぱり王子じゃないのね。
客席を見てグッと来て、幸せだなー楽しいなー連呼の兄ィ。
氣志團万博でももクロちゃんのライブを後ろから観てたら、モノノフたちの夢中な応援っぷりを見て胸あつくなった、日頃大変なことあるのにココで楽しむために我慢してきたんだって勝手にストーリー作って、踊ってるおっさん見て、見てるおっさんが泣いてる、という。
あたりまえだけど自分たちのライブを後ろから見ることできないけど、見たら絶対泣いてるだろうなぁと話してるだけでグッと来てる兄ィ。
CD売れないとか(チケットがなかなか)売り切れないとかそういう些細なことで、みんなが楽しみにしてることを、俺やめるわとか絶対言えない、好きでやってるんだけど、もはやちょっと嫌いでもやらなきゃなって気にはなってる。
増子さんが「バンドができる恩返しは解散しないこと」ってよく言うけど、それが応援する者にとっては一番ありがたいことだと思う。
蒼き旅烏♪
MCのコトバにつながる、俺達の旅はまだ終わらねぇ!
これは拳の力が入ってしまう曲。
時代遅れTARO♪
このツアーで初めて聴いたんだけど、王子の弾くイントロで、ぅわ~ってなる。あのギターがスキ。
しみじみ聴くとまさに今の怒髪天を歌ってるっぽいなぁって。
愛の出番だ!♪
夜空の星のひとつひとつが~ってとこがスキで、ちょっとロマンチック、星が繋がって星座になるってなんか勝手に一体感を感じるわけです。
腕をすーーーっと真上に上げる兄ィがカッコいい、もはや歌ってる兄ィはなんでもかっこいい状態ですけど。
間髪入れずベースのイントロ。
己DANCE♪
ギター持ちかえた友康さん、音楽的厨房version。ホールのせいか間奏のギターがいつもよりも響いてていい音。
兄ィのランバダ風ダンスもあり。セクシーさはイマイチ、先日ホンモノの腰振る吉川観てきちゃったせいか。
楽しいねーなんだろね、この楽しい現象は?ライブだよね、と自己解決する兄ィ。
ここで芋煮会の野球のハナシ。シミさんMVP、増子さんも賞もらってお米20キロだったって。
会場からの「監督!」の声に
増「近所の子供に監督と呼ばれてるヤツはだいたいヤバいヤツ。」
敢闘賞あげたいのは坂詰さんだ、と乱闘予告時間も設定されてる「茶番」での坂さんの活躍の報告。
去年見ましたよー、あたし。その担当、バクホンの栄純さんでした。
乱闘後全裸のままグランドに取り残された坂さん、ベンチに戻りながら隠してたグローブをはずしてチラ見させる、そのときベンチにいたのがSilent SirenとSCANDALで、もう共演NGですよ~と兄ィ。
増「ノリに怒られるだろーなーと思ったら逆にほめられた、いやー立派ですって」
しみ「いい脱ぎっぷりでしたって」
増「俺達を止めてくれるのが一人はいないとダメだぞ」
と楽しそうに話す増子さんとしみさん、「大成功」とニコニコの坂さん。
そして、ハナシをふられても会話に加わることなく完全スルーの王子。大丈夫、最後の砦、怒髪天の良心、王子が守ってくれます!
しかし、マネージャーに怒られるって発想が、いたずらした子どもみたいで面白いなー。
坂さんの全裸バナシはまだまだ続いて、打ち上げとかでの誕生祝サプライズでは全裸の坂さんがケーキ持って登場ってのが恒例だったけど、最近なかったから増子さん的にはこの茶番が嬉しかったと。
そんな坂さん伝説でイチバン凄かったのが、広島でどしゃ降りの時に外で全裸でケーキ持って待機してたってのが衝撃だった、と。
そんなお酒にまつわる楽しい曲、とMCしめて歌へ。
ちょいと一杯のブルース♪
TUBEギターの王子。
坂さん歌パートでは3人EXILE状態、王子の真顔がいい。
パパがんばるぞ~♪の坂さん、人前で全裸になって頑張ってるんだもんね
しみさんが歌う横でいつも通り小芝居繰り広げる兄ィ、夜更けにご帰宅鍵がない土曜に一杯やる増子~、かみさん起きろと叩いたドアがガチャリと開いたら坂詰さん~♪
という展開に。
坂さん一言は「渋谷公会堂、ありがとー」(だったかな)
望郷ドラ息子♪
おーーー!
初めて聴く?いや、どっかで聴いたことあるなー。
2番になったら下手側から会場練り歩き始めた増子さん。(あ、今日ってワイヤレスなマイクだったのねってことにこの時初めて気づきた)
埋もれて見えなかったのが後ろ歩くのを見たら札束風のレイをかけてもらってる。
「東京来てはや25年、たどり着いた渋谷公会堂」みたいな語りもあった。練り歩きは綿密なリハーサルもしたらしい。
この曲聴いてつくづく思うけど、怒髪天の楽曲幅広すぎー。曲もそうだし、スッテンテンでオッペケペーって歌詞って(笑)
放吟者♪
ジャガイモ機関車♪
増子さんの行くぞ―――!で始まるじゃがいも、楽しいのにグッと来るふしぎ曲。王子のソロ中に電車ごっこするおっさん二人。
いいオトナが力いっぱいのシュッシュッポッポ♪
今日という名の街♪
いま歌詞を見たら「哭く」なんだぁ。増子さん哭く勢いの歌い方。
はじまりのブーツ♪
マイク向けて歌わせる増子さん。ありったけの力込めて歌います、兄ィ泣かせるくらいに。→泣いた。
ゆきてかえらず♪
いつものニコニコしみさんとは違ってガッツリ弾きまくりのしみさんをガン見。
ちょこっとだけハモる王子コーラスもステキ。
ひともしごろ♪
ストリングスの音をかぶせての演奏。バンドだけよりも豪華で増子さんの濁声が際立つ。
もうね、聴いてるこっちがチカラ入り過ぎる。王子や坂さんしみさんのことも観たいのに増子さんから目が離せなくなって引き付けられちゃう。
全身からエネルギー出し過ぎて、燃料切れでこのままパタンと倒れて死んじゃいそうなくらい。
死ななくてよかった。
曲に食い殺される感じ、何か降りてきてるイタコだな、と増子さん。
何かを伝えようと思う時は歌うまいわけでもないしルックスいいわけでもない、、、、(かっこいい!の声)かっこいいって言ってるのは少数だから。30周年終わってもこんなに来てくれて、これは一生懸命やるでしょ。
首痛がるしみさんに、「ベースなんて誰も見てないってピーズのはるさんが言ってたぞ」。増子さんもライブのあとは首痛くて起きる時に首を自分でヨイショと持ち上げるって。悪くなったらコルセットしてドラムに座ります。
時事ネタとしては、巨星堕つネタ。お嬢さんたちに慰め必要かなって。福山さんスキだったら俺らのことスキだって可能性、、、いない!←しみさん断言。
でもうちの母ちゃん俺のコト福山雅治に似てるって言ってたよ、どこがよ?って聞いたら逆切れされて「なんとなくよ!」
傷ついてる人がいれば少しでも慰めになればと友康が赤の服で、となぜかここで王子の衣装をネタに。
友「渋公ラストなんでこういう感じかなと」
増「渋公の緞帳みたい、学校のアレみたい」
友「ビロードの?」
しみ「ビロードって(笑)」
増「ステキ、後ろに校長先生います」
坂さん敬礼。
宜しく候♪
本日の荒ぶる王子は、駆け出して前へ、ソロ弾き終わってずずずずーーーっと下がってからの2回転、というホールならでは広々スペースでの荒ぶる度。
本編終了してアンコールってなったとき2階から兄ィの「おっす!おーーーーっす!」の声。
渋谷公会堂、何をするか分かってるだろ、これをやることにイチバン意味がある。
バンバババンバンバンバババババ~♪とメンバーが後ろから登場、あたし側はシミさん。シミさんったら椅子に乗りだしたりお客さんとハグしたりの大サービス、ハグはできないけどがっつりタッチ!
オトナノススメ♪
どんな状況でも王子のバンバンは変だ。
バカ言うな!の大声に兄ィからおっきな○いただきました。
オトナは最高!仕事終わらせて駆けつけたあたし、余計に思うよオトナは最高!人生を背負って大はしゃぎ~、イエィエー
王子が下手側にきて増子さんと並んだとこ、よかったなー。
実録!コントライフ♪
あーーー怒髪天の渋公最後にふさわしいこの曲、楽しいーーー。
ドリフのババンババンバンバ~
さようなら渋公、また会う日まで~、歯磨いたか~、アビバノンノン~、とドリフ的な展開ですが、何がイチバン面白かったかって言うと、王子ですよ、王子のババンババンバンバ~、お腹がよじれるってこういうことかってのを実感。一生懸命な王子が不憫にさえ思えてきて。。。
曲作りの能力やギターのテクニック、歌もうまいし、魅せるチカラも備えてるってのに、神様はバンバン能力だけ与えなかったのね。
そしてそして。
怒髪天の渋公ラストなのに、ホントのラストはフラカン武道館の応援歌。フラカンTシャツのシミさんが後向きに仁王立つ。応援するってなったらここまで徹底する男気。
『怒髪天はフラワーカンパニーズ日本武道館公演を応援します。』
最後がフラカン応援といっても見せ場がないわけじゃない、ここでも友康さんが抜群の存在感、なぜか最後に見得を切る王子。なぜ?なぜなの、教えて。
緞帳下がってギリギリ見えなくなるまで手ふってくれる、武道館のときもそうしてくれたみたいに。
遅刻して最初の3曲聴けなかったのは残念だけど、兄ィの投げたクシを後ろの席の方がゲットしたようで、ライブ終わったときにそれを見せてもらって、その場面を観れなかった穴埋めできました。感謝です。
くしを手にした女子たち、みんな揃いも揃ってまずは匂いを嗅ぐってどういう習性なんだろ(笑)
そして新春ツアーも発表された。
年内もうひとつのツアーが始まってもいないのに、その次のツアーの発表。次から次へと約束してくれて嬉しい。
怒髪天、ツアーファイナルで一時閉館の渋谷公会堂を味わい尽くす 浅草3days含む新春公演も発表
怒髪天、渋公でツアーファイナル「一生懸命やるしかない。“伝える”とは、そういうこと」
ライブ後に麻木さんが撮ったと思われるこの写真がすごくいいんだよねー。