熱心なファンということではないんだけど、一度ナマで観たいという念願かなって、土曜日はフィギュアスケート観戦。
なんたって初めてなんでその雰囲気にびっくり。ライブ会場のようです。
安くはないチケットなのにほぼ満席の会場。
あたしたちはやっと当選したのがC席だったので、すっごい上から見下ろすことになる。リンクの広さを実感。
こーんな眺め。
女子フリーの最初から観戦。
初めてナマで観るスケート、すごいなーといちいち感動してたんだけど、だんだん上位グループになるにつれ、格の違いというのを感じてくる。まずスピードが違う。ジャンプの勢いも。
第4グループの6分間練習のときなんて、6人がびゅんびゅんとばしてすべって、あっちでくるくる、こっちでくるくるジャンプしてて、この光景が一番凄くて面白かったかも。
開始直前のポーズをした瞬間の会場の静まりに息ができなくなる。観てるだけのあたしが超キンチョー。
日本の三人娘のときなんて、胃がきゅんと痛かった。
競い合う試合だからこその緊張感。
優雅に気持ちよさそうに滑ってるのをキレイだなぁなんてほんわか気分で観てて靴のエッジが氷を削る音が聴こえた途端、これって勝負なんだなぁってこと思い出す。
会場で観てると、もちろん解説はないのでワザの種類もわかんないし、それが成功なのか失敗なのかもよくわからない。
でも観てる人が感動するかどうかってことが大事であって、ひとつひとつの細かいワザの成功、失敗なんてどうでもいいような気がしてくる。
ジャンプしたりスピンしたりワザを決めるたびに会場中拍手が起こるんだけど、ころんだ時の方がより大きな拍手がおきる。ガンバレ!大丈夫だよ!って思いを込めて。あったかい拍手。それっていいなぁって思った。
真央ちゃんのときは泣けてしまった。親心といいますか(笑)
ステップシーケンスのとき、あの曲調によるところもあるんだけど、
(以下あたしの勝手な思い)
スケートがスキで上手にできると褒められてそれが嬉しくて練習してまた上手になって、そうやって続けてきたのにいつの間にか日本中の期待を背負って日本のためにスケートするようになっちゃって、それでも期待に応えて滑ってくれてる、、、(涙)
そんなこと思ってたらこみあげてきてしまった。しんみり症候群です(←某氏のパクリ)
優勝者の共同インタビューで真央ちゃんが「フィギュアっていいなって思いました」ってすごい素直な感想を言ってた。何て訳されるのかと思ったら、The figure skating is wonderful!
Wonderful!!
いいもの見せてもらいました。
感動をありがとう!
(おまけ)
会場で観てて面白かったのが、演技後にお花やぬいぐるみなんかがリンクに投げ込まれるんだけど、投げ込める場所ってのが限定されてて、演技がおわった途端にその場所に向かって通路を駆け出す人たちの行列がすごいの。その様子にビックリ。
そして投げ込まれたお花を拾い集めたフラワーガールは、でっかいゴミ袋にまとめてガサッと入れてるっていう(笑)