「下衆の愛」の内田英治監督作品です。第44回日本アカデミー賞の最優秀作品賞と
主演男優賞を受賞しました。
[あらすじ]
トランスジェンダーの凪沙(草彅剛)は、銀座のショーパブで働いていますが、
親族が育児放棄している一果(服部樹咲)を預かることになります。
一果はバレーを続けたいのですが、何かと難しくなるのでした。
[感想]
全体的に攻めた作りになっています。草彅さんは役者出身ではないので、
むやみに濃い演技をしなかったのがいいのかもしれません。
凪沙の母親がとにかく治そうと言い続けたり、
就職の面接で相手の会社員が「今、LGBTとか流行ってるじゃないですか」
と言って部下の社員を困らせたりは、ありそうなシーンでした。
一果の産みの母役の水川あさみさんですが、田舎のヤンキーになりきっていました。
9月25日公開『ミッドナイトスワン』60秒予告