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解離の舞台―症状構造と治療  柴山雅俊

2018-01-22 08:24:55 | 日記
解離性障害の場合、患者は加害者が居ない時でも、その攻撃性を相補する形で
自らの弱い部分、望ましくない部分に攻撃性を向け続けるが、依存症の場合は、
他者の中のそのような部分に攻撃性を向けるとのこと。
解離性障害の患者は加害者からの攻撃性を相補するかたちで攻撃性を
自らに向けているとのことだが、山中康裕氏が自閉症児のプレイセラピーで
子供からの攻撃性を治療者として受け止めていたというのは、
患者が自らに向けた攻撃性を共有するという意味があったのではないだろうか?

解離の舞台―症状構造と治療  柴山雅俊

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