立山の雪解け

　立山連峰の峰々を白く覆っていた雪が、どんどん溶けているようです。今まで真っ白だった部分の面積が急に少なくなってきて、緑に変わってきているようです。最近開通した立山室堂・雪の大谷の雪の壁も例年よりはるかに低く、今シーズンの積雪量が非常に少なかったことを表わしています。山々全体の積雪が少なかったということでしょう。
　最近までの山の眺めは例年と同じように積もっているように見えていた山々の雪も、フェーン現象的な昨日の強風に会うと一挙に溶けていくようです。白さがみるみる消えていきます。風景が、夏に向かって一散に走り始めたような印象を与えます。季節が非常に急いでいる感じですね。

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露地のエンドウの花

　普通の畑で、もうエンドウが花をつけていました。小さい頃、畑を耕してエンドウの種をまき、それが育っていくのを見るのは楽しみなものだったことを思い出しました。そして、やがて花が咲き、ついにはエンドウの実が成るのはうれしかったです。
　百姓仕事を手伝わされるのは、遊びたい盛りの子どもにとってはイヤなことでした。しかし、そうして支柱をつけ土を盛り肥料をやりした作業の一つ一つを積み重ねていって、さやに豆粒が詰まってくる結果が現れてくるのを見るのは大きな喜びでもありました。エンドウの花を見て、そんなことを思い出しました。今から思えば楽しい経験だったということになります。

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